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NINIFUNI (2011/日)
Ninifuni
製作 | 西ヶ谷寿一 / 西宮由貴 / 紀嘉久 |
監督 | 真利子哲也 |
脚本 | 真利子哲也 / 竹馬靖具 |
撮影 | 月永雄太 |
美術 | 寒河江陽子 |
出演 | 宮崎将 / 山中崇 / ももいろクローバー |
あらすじ | 工業地帯の幹線。2人の男たちが倉庫の事務所に向かって行く…。それとは別の日。男(宮崎将)は、当て所の無い彷徨を続ける。寂れた空き地。疎らな住宅。人気の無いコンビニ。偶に大型車が通過する国道…。車の中でカップ麺をすすりながら何かを見据える男…。季節はずれの浜辺では貧弱なオブジェが疎らに配置され、プロデューサー(山口崇)が段取りをすすめる。到着したバスからアイドルグループ(ももいろクローバー)が降り立ち、PVの撮影が始まろうとしていた…。タイトルは仏教用語「而二不二」に由来。2つであって2つでないもの。真利子哲也監督の商業ベースで配給された2作目。ロカルノ国際映画祭招待作品。 (けにろん) | [投票(1)] |
前半は精緻と言うには遠いし、後半の導入で全てが解ってしまう単線構造ではあるが、にしても、開発を放棄されたかのような幹線沿いと小汚い海辺での荒涼こそが「今」を訴求する。「絆」とか糞甘い言説が持て囃される今への反歌。始めるのはここからしかない。 (けにろん) | [投票] | |
あるワンカットを核に据え、全篇が演繹的に組織されている。筋肉質で強固、しかし息苦しい構成だ。逃走と彷徨のロード・ムーヴィとして撮りたい状況を用意しながら、宮崎将にロード・ムーヴィと呼びうる移動距離は与えられない。ジャンルに対するある種の裏切りがこの映画に固有の感情をもたらしている。 [review] (3819695) | [投票] | |
発想一発で撮ったような感じだが、その発想を超えていない。正直、厳しい。習作に徹して、もっと実験してもよかったのではないか。音、映像はよい。 [review] (ロープブレーク) | [投票] |
Ratings
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計 | 6人 | 平均 | (* = 1)
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