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汽車はふたたび故郷へ (2010/仏=グルジア=露)
Chantrapas
製作 | マルティーヌ・マリニャク / モーリス・タンシャン |
監督 | オタール・イオセリアーニ |
脚本 | オタール・イオセリアーニ |
撮影 | リオネル・クザン / ジュリー・グルンバウム |
美術 | エマニュエル・ド・ショヴィニ |
音楽 | ジャルジ・バランチヴァゼ |
衣装 | マイラ・ラマダン・レヴィ |
出演 | ダト・タリエラシュヴィリ / ビュル・オジエ / ピエール・エテックス / ファニー・ゴナン / タムナ・カルミゼ / ラシャ・シェヴァルナゼ / ニカ・エンデラゼ・ムスセリシュヴィリ / ギヴィ・サルチメリゼ / ニノ・チュヘイゼ |
あらすじ | ソ連のグルジア共和国。奔放に子供時代を謳歌したニコ(ダト・タリエラシュヴィリ)は、やがて国営撮影所の映画監督になる。体制に批判的な映画を撮るニコは、撮影所の幹部を困らせたあげく完成した映画は上映禁止に。ところが、上層部の手前、処分はしたが、実は彼の才能を評価している担当者はニコに国外行きを勧めるのだった。自由を求めてフランスにやってきたニコは肉体労働の末、ようやくプロデューサー(ピエール・エテックス)に認められ映画を撮ることになるが、今度は資本主義の都合に翻弄されるのだった。オタール・イオセリアーニ監督自身の若き日を反映したような作品で、ニコ役は監督の孫が演じている。(126分/ヴィスタサイズ) (ぽんしゅう) | [投票] |
不思議演出を好きになれるかどうかがカギかな。国と芸術と商売、どの時代の映画作りにも壁となって現れる。あの子ども時代は映画にとっても主人公にとっても価値が大きい。ゆるいなかに疾走感。 (あちこ) | [投票] | |
この映画、とても若々しくみずみずしい。イオセリアーニ、かなり老齢のはずなのに捉えどころのヤングっぽいのがうらやましいほど素敵だ。 [review] (セント) | [投票] | |
映画にはその訴求力や商品力の大きさゆえに常に不自由さがつきまとう。感じるままに撮り、欲求のままに見せたい。そんな願望が自由闊達に実践される清々しさ。製作現場の気の重そうなニコは、少年時代の逸話やグルジアの市井の人々のなかで生気と輝きを取り戻す。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
挿話内/間の緊密度を緩く定めすぎていないか。またはキャラクタのチャームか高精度の喜劇演出で補償すべきところを今回のイオセリアーニは忘れている。とは云え、少年少女が梯子にしがみついて無賃走する感涙ものの列車カットを持っていること、出演者に占める高齢者率の高さなどは特に記しておきたい。 (3819695) | [投票] |
Ratings
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計 | 5人 | 平均 | (* = 1)
POV
就職先、映画業界とりあえず希望 (ぽんしゅう) | [投票(12)] |
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