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菊とギロチン (2018/)

The Chrysanthemum and the Guillotine

[Drama]
製作坂口一直 / 石毛栄典 / 浅野博貴 / 藤川佳三
監督瀬々敬久
脚本相澤虎之助 / 瀬々敬久
撮影鍋島淳裕
美術露木恵美子
音楽安川午朗
衣装真柴紀子
特撮立石勝
出演木竜麻生 / 東出昌大 / 寛一郎 / 韓英恵 / 渋川清彦 / 山中崇 / 井浦新 / 大西信満 / 嘉門洋子 / 大西礼芳 / 山田真歩 / 嶋田久作 / 菅田俊 / 宇野祥平 / 嶺豪一 / 篠原篤 / 川瀬陽太 / 持田加奈子 / 播田美保 / 前原麻希 / 仁科あい / 田代友紀 / 和田光沙 / 背乃じゅん / 原田夏帆 / 小林竜樹 / 小水たいが / 伊島空 / 東龍之介 / 荒巻全紀 / 池田良 / 木村知貴 / 飯田芳 / 川本三吉 / 高野春樹 / 中西謙吾 / 小木戸利光 / 渡辺謙作 / 鈴木卓爾 / 大森立嗣
あらすじ関東大震災直後の大正末期。世の中は重く不穏な空気に包まれていた。平等な社会を目指して権力者と富裕層を攻撃する結社「ギロチン社」の活動家・中濱鐵(東出昌大)と古田大次郎(寛一郎)は、憲兵によって惨殺されたアナーキスト大杉栄の仇をとるために甘粕正彦の命を狙って上京した。そこで二人は、岩木(渋川清彦)が率いる女相撲一座の興行に出会う。夫の暴力から逃れ、ひたすら強くなりたいと稽古に励む新人の花菊(木竜麻生)や、元遊女で朝鮮人の十勝川(韓英恵)ら女力士のひた向きな姿に接し、中濱と古田は心に通じるものを感じるのだった。瀬々敬久監督が長年暖めた構想を自主制作で実現させた長編群像劇。(189分) (ぽんしゅう)[投票]
Comments
全4 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4本邦アナキストがいかにスカタンだったかの記録と思えば情けなくも興味深い。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★3底辺での共振を描くにもギロチン社の面々のバカさが邪魔し熱くもなれない。在郷軍人会の毒を喰らわばの悲哀と在日の圧殺史の悲愴がフィーチャーされるに及び映画は止め処なく拡散。主人公花菊はそういう混沌を突き抜ける生・性のダイナミズムにも欠けるのだ。 (けにろん)[投票(2)]
★3<菊>女相撲の悲哀は充分伝わったが、格闘技としての絵作りは落第点。<ギロチン>社会変革を目指す人間が魅力的に見えなくては、映画の観客はどうしようもない。★2.9点。 [review] (死ぬまでシネマ)[投票(1)]
★2階級や体制が醸す圧迫感に、理屈と世事に流され成り行きまかせで逆らう男ども。方や、体当たりの身体感覚に希望を託す女たち。面白くなりそうでいながら、女力士たちの個性立ちの良さに対してテロリストが類型的で魅力がなく、群像劇の“群像”が実を結ばない。 [review] (ぽんしゅう)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点3人***
3点3人***
2点3人***
1点0人
10人平均 ★3.2(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう)[投票(17)]
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