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大コメ騒動 (2020/日)
[Drama]
製作 | 岩城レイ子 |
監督 | 本木克英 |
脚本 | 谷本佳織 |
撮影 | 南野保彦 |
美術 | 倉田智子 |
音楽 | 田中拓人 |
出演 | 井上真央 / 三浦貴大 / 夏木マリ / 立川志の輔 / 吹越満 / 鈴木砂羽 / 舞羽美海 / 左時枝 / 柴田理恵 / 木下ほうか / 西村雅彦 / 中尾暢樹 / 冨樫真 / 工藤遥 / 吉本実憂 / 内浦純一 / 石橋蓮司 / 室井滋 |
あらすじ | 1918年、コメの価格が急激に上昇したことを背景に日本全国で起きた「米騒動」。その発端となった富山県での貧しい漁村の暮らしを支える女たちがコメを他へ売るなと起こした「騒動」を史実を交えて富山県出身の本木克英監督が映画化。富山のとある漁村、ここでは毎年夏になると不漁が続くため男たちは北海道などへ出稼ぎに行く。夫の留守の間、女たちは一家の暮らしのために、60キロはある米俵を倉庫から海辺まで担いで運ぶ荷役で日銭を稼いでコメを買っていた。ところがそのコメの値段がみるみる上がり日銭では買えないほどに。困ったいと井上真央は、女たちに絶大な影響力を持つ「清んさのおばば」室井滋の力を借りて…(106分) (シーチキン) | [投票] |
往年の山本薩夫を思い起こさせるストレートな社会派娯楽映画で、底流にはヒューマニズムも感じさせる。それに指導者の切り離し、懐柔、分断、報道のあり方など、現代に通じるテーマも手堅く盛り込んで今どき新鮮な感じもする。 [review] (シーチキン) | [投票(2)] | |
家族の為とはいえ寝返り裏切って済し崩しに押し通してしまう真央の胆力と帳尻つけない女たちコミューンの大らか。騒乱の端緒を描くに留まり社会的構図への言及にも至らぬが往年のプログラムピクチャー的な分を弁えた佳篇。傍で支える夏木がまた良い。 (けにろん) | [投票] | |
米騒動は『日本侠花伝』などで描かれたことがあるが、ここまで本格的なものは始めてなんだろう。本邦のフェミニズム社会劇として抜群の題材で、ユーモア交えた演出が好ましく、井上真央がとてもいい。問題は収束で減点2。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
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