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3つの鍵 (2021/伊=仏)
Tre pianiThree Floors
[Drama]
製作 | ナンニ・モレッティ / ドメニコ・プロカッチ |
監督 | ナンニ・モレッティ |
脚本 | ナンニ・モレッティ / フェデリカ・ポントレモーリ / ヴァリア・サンテッラ |
原作 | エシュコル・ネヴォ |
撮影 | ミケーレ・ダッタナージオ |
美術 | パオラ・ビザーリ |
音楽 | フランコ・ピエルサンティ |
衣装 | ヴァレンティナ・タヴィアーニ |
出演 | マルゲリータ・ブイ / リッカルド・スカマルチョ / アルバ・ロルヴァケル / アドリアーノ・ジャンニーニ / エレナ・リエッティ / アレッサンドロ・スペルドゥーティ / デニーズ・タントゥッチ / ステファノ・ディオニジ / パオロ・グラツィオージ / ナンニ・モレッティ |
あらすじ | ある夜、ローマの3階建ての高級アパートに暴走した車が突っ込む。運転していたのは酒に酔った、3階に住む裁判官夫婦(ナンニ・モレッティ/マルゲリータ・ブイ)のひとり息子(アレッサンドロ・スペルドゥーティ)だった。同じ夜、2階の若夫婦の妻(アルバ・ロルヴァケル)は、出張がちな夫(アドリアーノ・ジャンニーニ)の不在中に娘を出産した。共働きの1階の夫婦(リッカルド・スカマルチョ/エレナ・リエッティ)は用事があるたびに7歳の娘を向かいの老夫婦の好意にあまえて預けていたが、これが後々トラブルを招く。それぞれの家族に起きた出来事の顛末のその後を10年に渡って描くナンニ・モレッティ監督作。(119分) (ぽんしゅう) | [投票] |
平板語りの3挿話のタペストリーだが、人の心の経年変化が複層的に畳み掛けられる終盤が圧倒的。赦しや和解の一方で2度とは戻れぬ越境もありシニカル。小道具としての電話や幻視イメージと極右台頭の世情や祭典の華やぎなど大技小技を織り混ぜる演出は重厚。 (けにろん) | [投票(2)] | |
厳格という美徳による抑圧(父権主義)。静かに深く精神を蝕む孤独(家庭放置)。甘えと猜疑と遺恨(相互依存)。傷の浅い深いの差はあれど身に覚えがありそうなことばかりだ。確かに、起こしてしまったことにどう落とし前をつけるかに時間と労力を費やすことこそが人生。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] | |
原題は「3階建て」を意味するらしく、建物が主人公と云ってもよい部類の映画なのだが、3という数字を残して、全く異なる抽象的な邦題を設定した所業も、この映画同様、なんだか人を食っているように感じられる。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] |
Ratings
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計 | 4人 | 平均 | (* = 1)
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