★4 | 「X エックス」の前日譚である本作のほうが個人的には面白かった。どこかあどけない可愛らしさと抑圧的生活によって溜まる狂気。牙を剥く欲望を制御しきれなくなる変遷をミア・ゴスが好演&怪演。戦禍や疫病それによる格差助長が背景にある
暗い日常。それが家庭をそして一個人を壊していく。だが、ホ
ラーとしてのパール(真珠)は「最善」を尽くした母貝から解
き放たれ、血に染まり輝いて行くのだった。。 (クワドラAS) | [投票(1)] |
★4 | 殻の中の「パール」が何故ああなったかという納得感だけでなく、鏡像マキシーンの行末(第三作の落とし前)に思いを馳せさせる重層性が正に続編。そして「やはり」なミア・ゴスの爆発力。「ヒト」の薄皮一枚下で蠢く欲望が、歯と共に突如剥き出しになる鮮烈さ。『インランド・エンパイア』のローラ・ダーンもビックリだろう。 [review] (DSCH) | [投票] |
★3 | エピソードゼロなんだけど、後付けではなくて、このキャラクターがあんななるんでっせというのが最初から計算された、由緒正しいエピソードゼロ。 [review] (kiona) | [投票(1)] |
★3 | パールの精神世界に集中しすぎてて観るとお腹一杯な感じがあった。美術とか面白いとは思う。 [review] (t3b) | [投票] |
★2 | シットコム形式に収めるなどの工夫はあれど、前作『X エックス』対比、結末は分かっているので、より推進力を失った印象。意外に、終盤までグロは抑えめか、これも好悪あるかも。 (ひゅうちゃん) | [投票] |