たそがれの女心 (1953/仏)
Madame de...
The Earrings of Madame de...
あらすじ | 時は近世。貴族の社交界が、華やかなりし頃のパリ。浪費家の伯爵夫人ルイーズ(ダニエル・ダリュー)は借金の為夫の結婚祝いの首飾りを、こっそり出入りの宝石商レミーに売り払ってしまう。そして夜観劇中に「あら、無いわ。どこで落としたのかしら?」と夫伯爵(シャルル・ボワイエ)に言う。散々探すが、ある訳もなく、劇場側も‘探しておきます’となる。が、新聞に‘劇場で盗難事件’と記事が出る。それを見たレミーは、大事になってはいけないと、伯爵に注進に及ぶ、「実は・・・」。伯爵は、分かったと言って、その首飾りを買い戻す。そして妻に、何処かで無くしたのだ、諦めなさいと言うのだった。(まだ続きます) [more] (KEI) | [投票] |
★5 | いくつかの舞踏会を跨ぎ踊る二人を舐るように追い、階段や衝立を絶妙に辿るカメラは、もはや流麗ではない、目眩く、だ。この時代にこの映画を撮るオフュルスの神経に驚くが、、、、 [review] (動物園のクマ) | [投票(2)] |
★5 | 古今東西不倫物語は数あれど、本作は恐ろしいほど現実っぽい夫婦像だ。その心理の1つ1つが真に迫る。首飾りが姪に渡るシーンは、絶品。時代は変われども、今のあなた自身、否失礼あなたの周りでも見受けられる物語だ。惜しむらくは、男爵の私生活描写のない事か。 (KEI) | [投票] |
★4 | 一時も動きを止めない流麗なカメラワーク。舞踏会を繋げたカットの美しさ。宝石商の美術装置がとても面白い。 (ゑぎ) | [投票(1)] |
5点 | 4人 | **** |
4点 | 5人 | ***** |
3点 | 1人 | * |
2点 | 1人 | * |
1点 | 0人 | |
計 | 11人 | 平均 ★4.1(* = 1) |
[この映画が好きな人]