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鞍馬天狗 角兵衛獅子 (1951/日)
監督 | 大曽根辰夫 |
脚本 | 八尋不二 |
原作 | 大佛次郎 |
撮影 | 片岡清 |
音楽 | 鈴木静一 |
出演 | 嵐寛寿郎 / 美空ひばり / 山田五十鈴 / 月形龍之介 / 加藤嘉 / 川田晴久 / 三島雅夫 |
あらすじ | 幕末の京都。角兵衛獅子の杉作(美空ひばり)は今日も雑踏の中芸を披露していた。そこへ現われた新撰組は、彼らを見限った隊士・小河原(原健作)に斬りつけるが、謎の黒覆面の男に彼を攫われる。だが、小河原は男の腕の中でこときれた。それを見ていた小河原の情婦・お喜代(山田五十鈴)は、謎の男に復讐を誓う。一方、金をなくして親方(加藤嘉)のもとへ帰れない杉作を見た謎の男は、彼に金を恵んでやる。親方は杉作の持ち帰った金の高額さに泥棒でもしたかと怒るが、杉作の言う黒覆面の男の正体に気づきほくそ笑む。彼こそは倒幕の志士たちに通じ、新撰組が宿敵と付け狙う鞍馬天狗(嵐寛寿郎)だったからだ。〔91分/モノクロ〕 (水那岐) | [投票] |
GHQ検閲終了祝いにサイレント好みのチャンバラが繰り広げられ「菊は二度咲く葵は枯れる」と唄われる。オールド・リベラルが戦後民主主義と摺り合せをしている具合なのが実に興味深い。軽快で好ましい作品だが、嵐寛水責めや月形との対決は軽快が過ぎただろう。 (寒山拾得) | [投票] | |
アラカン全盛期の戦前版は、まだ観たことがないのだが、さすがの天狗も48歳、寄る年波には勝てず。色っぽくはあるが34歳、山田五十鈴もしかり。残念ながら青年志士が跋扈した幕末の躍動感はゼロ。ひばり・川田の歌を楽しみ三島雅夫・有島一郎にニヤリ。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
1950年代版「鞍馬天狗」だって充分に面白いし、アラカン・嵐寛寿郎は最高に格好いい。このシリーズは美空ひばりが杉作役だが、歌唱シーンがありサービス精神も満点。ご贔屓の三島雅夫が西郷吉之助役で笑える。 (ゑぎ) | [投票] | |
強いのか、はたまた滅法弱いのか判らない「天狗のおじさん」。いくら優しくとも、こんな情けない正義の味方に当時の子供は満足したのだろうか。脚本と編集の徹底した下手さに理由があり、アラカンは熱演していただろうことは判るのだが…。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
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マイナーな男と呼ばれて・・・ (ぽんしゅう) | [投票(17)] |
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