| ★3 | 新・猿の惑星(1971/米) | 1973年、一年前に行方不明になったテイラー船長の宇宙船が不時着水するが、船内から現れたのは3匹の猿人だった・・・シリーズ3作目にして時系列を現代に移した逆転の発想が話題を呼んだ。言葉を話す猿はジョークを解し、世界の注目の的となる。しかし、猿が地球の未来からやって来たことや、猿と人間の関係が逆転するという事実をしった米政府は猿を抹殺するべく指令をだす。一方猿のコーネリアスとジーラの夫妻は既に息子のシーザーを身篭っていたが・・・ | [投票] |
| ★2 | 最後の猿の惑星(1973/米) | 『猿の惑星』全5部作の完結編。前作で人間の管理に蜂起し覇権を握った猿だったが、その後の核戦争で地球は文明社会を失い、荒廃した廃墟の中で勢力が逆転した人間と共存している。猿の指導者シーザーは人間との共存に反対するゴルドー将軍一派と内紛の火種を抱えつつ、地球滅亡の謎を解く為、地下の禁断の地へ赴くが、そこで見たものは核ミサイルを保有した地下人間たちだった。一方ゴルドー将軍は叛乱を企て、シーザーの息子を殺害する。「猿は猿を殺さない」・・猿社会の不文律が崩れ、かつての人間が辿ったのと同じ道を歩もうとするのか・・・ | [投票] |
| ★4 | 大魔神逆襲(1966/日) | 大映『大魔神』3部作の完結編。時は戦国時代、瓜生の里の村人は荒川飛騨の守により捕らえられ地獄谷で強制労働をさせられている。それを知った村の子供達四人が自らの手で父・兄を救い出そうと冒険行が始まる。しかし、魔神の山を越え地獄谷へたどり着いた四人の前に飛騨の守の手の者が行く手を塞ぎ、さらに猛吹雪が四人の命を奪い去るべく襲いかかる。自らの命を捧げて神の怒り(吹雪)を鎮めようとした時、御山の武神像が赤き血を流し、その温和な御顔が憤怒の形相に変わり、大魔神が現れる。吹雪と共に大魔神は飛騨の守が逃げ込んだ砦へ向う、怒り狂う大魔神の跡には凄絶な修羅場が・・・ | [投票] |
| ★4 | 007/サンダーボール作戦(1965/英) | シリーズ4作目。NATOの原爆を搭載した爆撃機がスペクターによって強奪される。原爆と引き換えに1億ポンドを要求されたNATOは原爆奪還計画「サンダーボール作戦」を発動する。バハマ諸島に飛んだJ・ボンドS・コネリーはCIAのライターと協力し、スペクターNo2のラルゴの愛人ドミノC・オージェに接近し協力を求め、ラルゴを追い詰める。米海軍の水中部隊の活躍もあり、一味を一網打尽にしたかにみえたボンドだったが、ラルゴの反撃に遭い絶体絶命のピンチを迎えた・・・
映画冒頭の背負い式噴射装置は後にLAオリンピックの開会式で現実に実現した。 | [投票] |
| ★5 | 女王陛下の007(1969/英) | シリーズ6作目、ショーン・コネリー降板に伴いジョージ・レーゼンビーが2代目ボンドを演じる。スペクターの首領ブロフェルドT・サバラスを追う英国情報部の捜索は難航していた。その頃コルシカ・ギャングのボス・ドラコの娘トレーシーを自殺未遂から救ったボンドは、ドラコからブロフェルドの秘密基地がアルプス山頂にあることを聞き出し潜入するが失敗しアルプスでの逃避行が展開する。脱出には成功するものの結婚の約束を交わしたトレーシーは捕らわれてしまう。情報部の指令を無視し、ドラコと共にアルプスの山荘をヘリで急襲するボンドだったが、その結果はあまりにも悲劇的な結末が待っていた。
映画化されたシリーズ中、異色のストーリーだがI・フレミングの原作を忠実に映画化したリアリティー溢れる作品。 | [投票] |
| ★4 | 借王〈シャッキング〉(1997/日) | 東大卒のエリート銀行員安斎哀川翔は顧客の青柳から預金の解約を申し入れられるが、実は既に無断でマネーゲームに投機し15億もの負債を抱えていた。青柳から返済を迫られた安斎は、詐欺商法の悪徳不動産会社を標的に大掛かりな詐欺計画を思い立つ。計画に参加するのは博打と女子高生援助交際に嵌まっている浪花南署の警部捕水沼志賀勝借金1億、バブルがはじけ借金5億を抱えるバーのママ玲子夏樹陽子の3人。薄氷を踏むような計画が始まった。
Vシネマ人気シリーズの第1作。安斎は1作毎に1億円づつ返済していくというお約束があるので、15作まで続く可能性がある? | [投票] |
| ★4 | リプリー(1999/米) | 1960年作『太陽がいっぱい』のリメイク。ピアノ調律師のトム・リプリー(M・ディモン)はひょんな事から造船業社主のグリーンリーフ氏より、放蕩三昧の息子ディッキー(J・ロウ)を家に連れ戻して欲しいとの依頼を受け、イアリアへ渡る。ディッキーと出会ったトムは、自分と正反対の太陽のように眩しいディッキーに振り回されながらも次第に彼の魅力に嵌まっていく。その思いが同性を超えた愛情に変わり始めた頃、ディッキーは弟分のように可愛がっていたトムへの興味が醒めており、悲劇は起こる。誤ってディッキーを殺してしまったトムは彼に成りすまし、金、女、名誉を手にする計画を立てるが・・・ | [投票] |
| ★3 | 007/ダイヤモンドは永遠に(1971/英) | シリーズ第7作、前作で不評だったジョージ・レーゼンビーに代わり再びショーン・コネリーがボンドを演じることになった。ちなみに原作のイアン・フレミングは世界最大のウラン・ダイヤ等の採掘会社重役の従兄弟でもあり、非現実的とは言いきれないリアリティーがある。また、主題歌はシャーリー・バッシーが唄い大ヒットした。
<ストーリー>ダイヤの盗難が相次ぎ英国政府は調査をするが一向に市場に出回ってこないダイヤに不信を抱く。ボンドがダイヤ密輸業者に変装し調査を開始すると、黒幕にはかの宿敵スペクターのブロフェルドが糸をひいていることが判明する。多量のダイヤを使ったレーザー光線を人工衛星に積み込み各国政府を脅迫するためであった。ボンドはネヴァダ砂漠、ラスベガス,油田基地とブロフェルドを追い詰めて行く。 | [投票] |
| ★5 | 007/ドクター・ノオ(1962/英) | 初公開時のタイトルは『007は殺しの番号』:謎の科学者ノオを調査中の英国諜報部員が殺害され、諜報部きっての腕利きであり女王陛下から殺人許可証を持つコードネーム「007」ことジェームズ・ボンドがジャマイカに派遣された。CIAとの共同調査の結果、Dr.Noは犯罪組織スペクターの一員であり、アメリカのロケット打ち上げの妨害工作を指揮していることが判明する。ボンド中佐は秘密基地と化した島へ単身潜入し組織壊滅を図るが・・・
007シリーズの記念すべき第1作、当初のボンド役にはケーリー・グラント・デビット・ニーブンが挙げられていたがオーディションにより無名に近いショーン・コネリーが抜擢された。 | [投票(1)] |
| ★5 | 愛の嵐(1973/伊) | ナチスのユダヤ人強制収容所で死を待つだけの少女(シャーロット・ランプリング)がひとりの親衛隊将校(ダーク・ボガードの目にとまり、死と引き換えに彼の性の玩具として調教されていく。しかし彼女の肉体におぼれていく過程において、絶対的な権力者と弱者であった二人の間に微妙な変化が現れる。
戦後、男は名を変えナチスの追及から逃れ、初老となったいまホテルのナイトポーターとしてひっそりと暮らしていたが、そこに現れたのは有名指揮者の妻となったあの少女だった。
時を隔てて地位が逆転した二人に恐怖と憎しみと、そして当時の倒錯した微妙な肉体の記憶が戻ってくる・・・
一方ナチスの残党たちにとって生き証人たる女の出現は脅威であり、抹殺すべき対象であった。
女性監督リリアーナ・カヴァーニが究極ともいうべき「愛」の形を大胆な性描写とともに描ききり、その退廃的な匂いは現在も各方面に多くの影響を与えている。 | [投票(1)] |
| ★5 | 戦国自衛隊(1979/日) | 伊庭三尉(千葉真一)率いる陸自小隊が突如タイムスリップし、戦国の世に現れる。装備は61式戦車1両とヘリ、海自の哨戒艇。
ある者は逃亡し野武士の餌食になり、またある者たちは圧倒的な武力を背景に戦国の世で快楽を貪ろうとする。
伊庭は歴史を変えることで自分たちが現代へ帰還できるのではと考え、伊庭たちに好意を寄せる武将長尾景虎(後の上杉謙信)(夏八木勲)と行動をともにし、遂に川中島において信玄率いる武田騎馬軍団と対峙する。
シュミレーション戦記の先駆けともいうべき半村良の原作を当時絶頂期の角川映画が映画化。当然、角川社長も真田鉄砲隊長として出演している。
| [投票(1)] |
| ★3 | 皇帝のいない八月(1978/日) | 東北地方で暴走するトラックからパトカーが銃撃される事件が発生。銃弾は米軍仕様のものだったことから在日米軍が関与したクーデター計画が発覚する。政府はただちに叛乱分子を鎮圧しにかかるが、首謀者の渡瀬恒彦率いる一隊は寝台特急「さくら」を占拠する。「さくら」には妻吉永小百合とその元恋人山本圭も乗り合わせていた。
一方総理は今回の事件を政敵を倒す機会と捉え、謀略を展開しはじめる。政変が続く間も「さくら」は一路東京へ向って走り続ける。
遂に政府は乗客の犠牲をも無視した強行突破の作戦を採用することになる。 | [投票] |
| ★3 | マーシャル・ロー(1998/米) | 湾岸戦争後のテロリズムが横行する中東において、サウジの米・国連軍が標的となり多数の犠牲者がでた。米軍は独断でテロの首謀者である宗教指導者の拉致に成功するが、その報復としてN,Yに自爆テロの嵐が吹き荒れる。事件を追うFBI捜査官デンゼル・ワシントンの前に独自の活動をするCIAアネット・ベニングが絡む。
跡を絶たないテロに大統領は遂に戒厳令を発動し、陸軍司令官ブルース・ウィルスはブルックリンに戦車を含む大兵力を展開した上でアラブ人を強制的にスタジアムに収容し始める。
戒厳令下、テロリストは最後の標的に向う。真の犯人は誰か。FBI・CIA・軍の3者の思惑が複雑に交錯する・・・ | [投票] |
| ★2 | 通貨と金髪(1999/日) | 経済学部の助教授高坂は、金髪美女に対しマゾヒスティックなフェチ願望を内向していた。外人ストリップバーのダンサーを金で買い欲望を発散させる日々に転機が訪れる。金髪の留学生アンナの登場により、我を忘れて妄想をつのらせるが、アンナのサディスティックな要求に自尊心も無くし隷属的な関係に充実感を覚える。
一方、株で失敗し自己破産を申請中の高坂に通勤途中の駅のホームで話しかけてくる謎めいた男がいた。男は投身自殺した男の話、バブルに踊った日本社会について度々高坂に話しかける。「セックスの趣味はお金と一緒、求めてもきりがない」
そんな高坂がアンナに棄てられる日がきた。帰国準備をする彼女のもとへ懇願をしに行く高坂だったが・・・
日米の歪んだ関係、バブルと破綻を金髪フェチにみたてた歪んだラブストーリー。
| [投票] |
| ★5 | 英霊たちの応援歌・最後の早慶戦(1979/日) | 昭和18年、戦局悪化の為に学徒動員された学生たち。雨の神宮外苑から特攻隊基地へ配属された彼等にとって残された時間は少ない。隊舎として使用している小学校校舎の黒板には銀座の街並みが中途半端に描かれていた。先に出撃していった者たちが書き残したものであろう。彼等は一軒づつ店を思い出す作業をする。それは彼等の青春の跡を確認する作業に他ならないのだが、一人また一人と仲間は出撃し帰って来ない。
早稲田・慶応の野球部員、明治の落研部員、立教のスキー部員等‥
敵艦を目指し、次々と途切れていく無線通信が哀しい。 | [投票] |