★5 | 自由はパラダイス(1989/露) | カザフ共和国の感化院に収容されている少年サーシャ。脱走の常習犯である彼は、あるとき父親がアルゲンハリスクの収容所で生きているという話を聞き、父に会うための脱走を試みる。
父親のいる収容所までの道中、様々な体験をしながら、ようやくたどり着いた先に見たものは・・・。 | [投票] |
★4 | 小さな旅人(1992/仏=スイス=独=伊) | 母親に売春を強制されていた11歳の少女ロゼッタ。或る日、その母親が逮捕されてしまい、ロゼッタは幼い弟とともに孤児院に送られることになる。護送役の警察官アントニオとともに行く道中、ロゼッタはさまざまな人の温かさに触れる・・・。 | [投票] |
★3 | 罪と罰(1983/フィンランド) | 血と肉。きなくさい雰囲気の漂う食肉解体工場。
その工場で働く青年ラヒカイネンはある日、仕事が終わったあと、町中でひとりの中年男の後をつけ、そのまま家の中に。おもむろに男にピストルをつきつけるラヒカイネン。唐突に行われる殺人。事件を目撃した若い女は、彼をそのまま逃がしてしまう。事件が発覚し、やがて捜査線上にラヒカイネンが浮上するが・・・。
| [投票] |
★4 | 陥し穴と振り子(1983/チェコスロバキア) | いかがわしい地下の一室。寝台に縛られて身動きの取れない男。天井からぶら下がったロープ。その先に鋭い切っ先。振り子のようにゆれながらだんだんと近づいてくる。このままだと胴体真っ二つ。ああ、この境遇から逃げ出すには、一体どうすれば・・・。自由への逃走。 | [投票] |
★5 | パンと植木鉢(1996/仏=イラン) | 俳優志望の元警官の男がマフマルバフ監督の新作映画の撮影の場に現れる。彼は20年前、当時活動家であった17歳の監督に刺されたことが原因で、人生を、そして或る女性との恋をメチャクチャにされたと思っている。
しかしながら、映画の撮影が進行するうちに、元警察官の男はある事実を知ることになる・・・。ラストシーンで映画のタイトルの意味が分かるようになるでしょう。 | [投票(1)] |
★4 | オテサーネク 妄想の子供(2000/日=英=チェコ) | 子供に恵まれない夫婦が、樹の切り株を子供として育てることにした。しかしその子供は周りにあるいろいろのものを飲み込んでいく・・・。
チェコの民話に取材した、ヤン・シュヴァンクマイエルらしさ満載の世界。 | [投票] |