[あらすじ] 生きる(1952/日)
30年間、市役所の市民課長として月並みに仕事に従事してきた渡辺(志村喬)は、自分が胃癌であることを知らされ、はじめて自分がおくってきた人生の空しさに気づかされる。彼は妻とは死別、息子との関係は冷えており、若い娘(小田切みき)と遊んでみても心は晴れない。そんな折、下町の小母さんたちの陳情に耳を傾け行動を始めたとき、彼の心にある小さな生き甲斐が芽生えはじめる…雪の降る公園のブランコで歌う「ゴンドラの歌」はあまりにも有名な一シーン。1953年度ベルリン国際映画祭にて銀熊賞受賞。〔東宝・143分・モノクロ・スタンダード〕
(水那岐)
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