[あらすじ] グランド・ホテル(1932/米)
グランド・ホテルには様々な人が訪れ、また去ってゆく。スランプの人気ダンサー(グレタ・ガルボ)、病気の老サラリーマン(ライオネル・バリモア)、イチかバチかの合併話を目論む実業家(ウォーレス・ビアリー)とその秘書(ジョーン・クロフォード)。そしてこの輪の中に、男爵と名乗るある謎めいた紳士(ジョン・バリモア)が加わった時、このドラマは始まる。
本作の主演女優で、当時人気絶頂だったグレタ・ガルボとジョーン・クロフォードは仲が悪いことで有名だったため、2人のキャスティングが決まるまで一苦労、また撮影が始まってからも、2人が決して顏を合わせないよう、2人が同時に登場するシーンは1つもないように作られている。
1931-32年アカデミー賞作品賞、受賞し、この作品が出てのち、ある特定の一箇所に集まる人々の人間模様を描く手法を「グランド・ホテル形式」と呼びならわすようになった。
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