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torinoshieldさんのお気に入りあらすじ(2/2)

タイタニック(1997/米)★5 トレジャー・ハンターのラベット(ビル・パクストン)以下ケルディッシュ号のクルー達は、カナダ沖大西洋の海底約3800mに眠るタイタニック号を潜水艇で探索をしていた。彼らが求めていたのは、56カラットのブルーダイヤ”碧洋のハート”だった。しかし、ダイヤが眠っていると思われた金庫を引き揚げるも、中から出てきたのは裸女のスケッチだけ。報道にその絵が自分だと名乗りを挙げた老女ローズ(グロリア・スチュワート)は、クルー達に85年前の悲劇の一部始終を語りはじめる。・・・以下、《けにろん》氏のあらすじに続く。 moreはこの映画を100倍楽しむ方法(多分、シネスケ最長文)。 [more] (アルシュ)[投票(28)]
刺青(1966/日)★4 質屋の跡取りワガママ娘(若尾)が手代(腰抜け&ノミの心臓)と、手に手を取って芝居の道行き気分で駆け落ちする。「だって、イヤな相手と見合いさせられて結婚させられそうなんだもーん。それに隠れてコソコソやるHはアタイの趣味じゃないわよ!」ナンテ言いながら。逃げて匿われた先は船宿の親分の家。「アッシが良いように大旦那には話をつけてやりますから、ゆっくり二人で遊んでっておくんなさいよ」という親分の弁を真に受けて、若い二人は愛欲に溺れる。その隙に親分は娘の両親に「娘の捜索」を申し出て金をせしめ、手代は始末して、娘は芸者に売り飛ばす算段をチャッチャとつけてしまう。芸者から足抜けできない体にするための儀式として、娘の背中に江戸一番の彫り師の手による「女郎蜘蛛」の絵柄が刻み込まれる。愛する男とも引き裂かれた娘は、全ての男に復讐するために、自身を女郎蜘蛛に例えて、せっせと男食いに精を出すのだった。 [more] (ボイス母)[投票(6)]
ギリーは首ったけ(2001/米)★5 ギリーは動物保護協会に勤める男。 自分が親に捨てられた過去のせいか?なかなか結婚に踏み切れない。 その彼の前に現れたのが美容師のジョー。彼女の美貌にゾッコン一目惚れしたギリーはジョーに髪を切って貰いに店に行く。しかし、ジョーはスコブル付きの腕が悪い美容師。ついついギリーの耳の上半分をカットばさみでチョン切ってしまう! そんな出会い方だったが、ジョーはギリーの心の優しさにほだされて、いつしかジョーを愛し始める。愛し合う二人。 しかし、二人にはトンデモナイ過酷な運命が!ナント、ジョーとギリーは生き別れた「実の姉弟」であったのだ・・・!この運命の前に二人の愛は引き裂かれるのか!?ナンダ、イキナリ現れた両●のないジミヘンみたいな男は!?「パンケーキ」男の謎。「世界一の番犬」の実力はいかに?? 美しいオレゴンの大自然を背景に、ズッコケ&謀略渦巻く愛憎の物語が展開する!!(ホントだってば) (ボイス母)[投票(6)]
曽根崎心中(1978/日)★5 原作は言わずと知れた近松門左衛門作の古典浄瑠璃。 コンナ思いっきり有名でなおかつ、「タイトルからしてネタバレ」な話をイカにしてマエストロ・増村は料理してくれるのか?「タダの馬鹿で向こう見ずな若者の話」?ノンノン。なんとマエストロは我々の前に、「潔い愛」として提示して見せてくれる。多少のオーバーな感情表現や暴力描写は、「監督の熱い血潮」のタマモノだ!途中で、「コンナ調子でこの映画は大丈夫なのか!?」なんて心配はご無用。二人のツッパリはやがて美しい至高の愛へと昇華され、永遠に光り輝く一対の宝石へと窯変(ようへん)されてゆくのだ!この過程に瞠目せよ!!心の内を一言一句残らず鮮明に発声し、内心を全てさらけ出して吐露する人々を見よ!! (ボイス母)[投票(6)]
黒猫・白猫(1998/独=仏=ユーゴスラビア)★5 ドナウ川のほとりに暮らす自称天才ギャンブラーのオヤジと純真でじいちゃん孝行なムスコを中心に、ギャング・マフィア・テキヤ・死人・アヒル・ブタ・ヤギ・切り株・ボットン式トイレたちが織りなす、愛とお金と犯罪と音楽と歌と踊り、そして笑いと勇気のぐるぐる絵巻。黒猫が画面を横切れば不吉のしるし、白猫が画面を横切れば幸せがやってくる。2匹揃えばナニが起こる!?・・・エミール・クストリッツァの引退宣言後第1作。主演数人を除き、出演者はほとんどが素人のロマ人(ジプシー)で、彼らは台詞を覚えられず、台本はあってないようなものだったという。とくに主役級のじじい二人は「台詞を覚えて、それを喋る」ことを理解しているかどうかも怪しく、絶対台詞を覚えない。キレた監督が「次に違うこと言ったら殺す!」と叫んだところ、じいさんたちは「わしも1カ月ぐらい前からそうして欲しいと思ってた」と返したとか。 (はしぼそがらす)[投票(28)]
ミザリー(1990/米)★5 ポール・シェルダン(ジェームズ・カーン)はその名の通りの人気作家。彼の大河恋愛小説「ミザリー」シリーズは女性ファンの絶大な人気を誇っていたが、本人はその大衆迎合性にウンザリしていた。そんなある日、コロラドの山小屋で執筆を終え、車で下山しようとした彼は、吹雪に巻かれて崖からぶち落ちる。「ミザリー」最新作の原稿もろともに・・・。怪我で身動きの取れない彼を助け出したのは自称「アナタの一番のファン♪」アニー(キャシー・ベイツ)だった。元看護婦の彼女は、嬉々としてポールを自宅で看病する。娘のように純情に、母のように献身的に。しかし彼女はまだ知まだらなかった。彼女が愛してやまない「ミザリー」の最新作の結末を。そして彼も知らなかった。アニーの「アナタの一番のファンよ♪」のレベルを・・・! [more] (はしぼそがらす)[投票(6)]
WASABI(2001/仏=日)★5 ユベール(ジャン・レノ)はかつて愛した女・ミコの死を知り日本へやってくる。彼女の遺言から、なんと実の娘(ピロ)の存在を知り愕然とするが、父親である事は内緒にして会う決心をするのだった。隣の部屋で待っていると聞き、ドアの鍵穴ごしに向こうを覗くと、目が一つ。「?」の瞬間バーンと開いて「腹減ったっつーの、あっついし、なんだっつーの、腹減った腹減った腹減った、っつーか、誰?」とピロ切れまくる。ファンもちょっと引くほど、やややり過ぎ。大丈夫か?と思った瞬間、「なんちゃらかんちゃら?」とフランス語をいうピロ。うおー、がんばれー、そう思った男どもはそっから一瞬も目を離すことはなかった。チェックのミニスカートも見えそうで見えない。うおー!やっぱり首輪付き。LOVE! [more] (ピロちゃんきゅ〜)[投票(10)]
ベルベット・ゴールドマイン(1998/英=米)★5 伝説のエメラルドのブローチ。ソレを持つモノは男でありながら、男を愛し、芸術に変革と新風を起こす宿命を背負う事になっているのだ。最初に手にしたのはオスカー・ワイルド。宇宙人がそのブローチと共に捨てて(置いて?)いった赤ん坊は成長し、男ながらに男を愛し、文学界に革命を起こす。そして、月日は流れて1970年代。そのブローチは美しき男たちの間を渡り歩き、ロックの世界へ流れ着く。折しも時代はフリー・セックスの時代に突入。街は自由な性を謳歌する若者で溢れていた。エイズを知らぬ世代は無邪気に愛し合い、傷つけ合って暮らしていた。そんなロックの世界にあこがれる一ロックファンの青年の、自立と同性愛への目覚め、ひりつくようなロックへの憧れや幻滅などを通して、監督自身の「ゲイ資質」も炸裂。男が男を愛し、「抱かれたい」と思う経緯がなんとなく理解できる、純粋な「ファン映画」と言えるのではナイカ?(違うか?) [more] (ボイス母)[投票(9)]
バトル・ロワイアル(2000/日)★3 神奈川県城山中学3年B組の生徒42人は新世紀教育改革法により、最後の1人になるまで殺し合いを続けるというゲームの対象に選ばれた。離島に隔離された生徒達は任意に渡された武器を手に取り否応なしにゲームに参加させられる。スポーツ万能の七原(藤原竜也)は、負傷した中川(前田亜季)とともに生き残る道を探る。その他の生徒は戦闘の意志をむき出しにして闘う者、隠れる者、仲間を集める者、自殺を図る者、ゲームからの脱出を企てる者と様々。極限状態に追いつめられた時、人を信じる事、生きる事を問いつめた問題作。原作は反社会的な内容から、出版まで紆余曲折だった。 (more)は小説と映画の相違や生徒名簿について [more] (アルシュ)[投票(24)]