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[POV: a Point of View]
グレース・ケリー

今度はノーブルな美貌で世界を魅了したグレース・ケリーを取り上げます。   1928年11月12日米・フィラデルフィア生まれ。幼い頃からバレエを学び、女優を志してアメリカ演劇アカデミーにかよい51年の「14時間」で映画デビュー。翌年の52年の「真昼の決闘」でゲーリー・クーパーの新妻役を演じて一躍有名になりそして54年の「裏窓」で見せたノーブルな美貌で世界中を魅了しスターとなる。54年の「喝采」でアカデミー賞主演女優賞を受賞、ヒッチコック作品に多く出演した。56年にモナコのレーニエ国王と結婚し映画界から引退、一男二女をもうけたが82年の9月14日に交通事故で亡くなった。デビュー作の「14時間」から「上流社会」まで12本の作品に出演した。グレースはともかく美しさで光る女優。彼女の美しさで彼女の出演作のどんな映画でもストーリーを引っ張っている。作品としてはその美貌を生かしている『裏窓』や『泥棒成金』なんかが印象深い。只ストーリーを引っ張っていく力はあるが自己アピールが弱かったせいか主役のお相手役といった役柄が多くて彼女が主役という作品はなぜか印象が弱く主演作の『上流社会』も元の作品の『フィラデルフィア物語』のキャサリン・ヘプバーンに比べると押しが弱く主役というより主役のお相手役みたいな感じである。演技幅もどちらかというと役になりきるタイプなのか映画でも強く出ている部分が少ない。見る人を引き付ける魅力はあったので彼女が充分目立つ主演作品も見てみたかった。
A★5モガンボ(1953/米)エバ・ガードナーが過剰に色気を振りまく感じが最高、女性の中の女性と言う感じがした。グレース・ケリーも綺麗だった。投票
A★5裏窓(1954/米)映画を主人公の好奇心による覗き見一本に絞ったことで、終始テンポが崩れることなく張り詰めた空気を出していて見せ方が上手い。グレース・ケリーの美しさも印象的だった。 [review]投票(2)
A★4泥棒成金(1955/米)元宝石泥棒のロビー役ケーリー・グラントが実にはまっていい演技をしている。グレース・ケリーとの愛称もばっちりでなかなか楽しめた。 [review]投票
A★4真昼の決闘(1952/米)時計と主人公の様子を交互に映し出す映像構成は緊迫感を上手く煽っていて素晴らしかった。 [review]投票
A★4ダイヤルMを廻せ!(1954/米)中盤までの展開は意表ついていて面白かった。 [review]投票
A★3喝采(1954/米)気品ある美貌が売りのグレース・ケリーがこの作品では地味目で暗めの役どころを演じている。 [review]投票
A★2トコリの橋(1954/米)異国での外国人たちのカルチャーギャップを描いただけという印象しか残らなかった。 [review]投票
A★0上流社会(1956/米)
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