[コメント] 彼奴を逃すな(1956/日) - 更新順 (1/1) -
ファーストカットは蒸気機関車が来るカット。クレジットも、機関車が右から左へ走るのに合わせて、右から左へ出る。やはりこれは、類稀なる音の映画なのだ。貨物機関車、銃声、ラジオ、ちんどん屋、時計、僧侶の団扇太鼓など、見事な音使いだ。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
津島恵子が可愛い。メチャ可愛い。でもチンドン屋が怖い。メチャ怖い。 [review] (ごう) | [投票(1)] | |
この翌年の『脱獄囚』は疑問符だったが、本作の脚本はよくできている。夜と昼で表情を変える路地商店街といい、自営業夫婦の愛すべき小市民ぶりといい、ジャンル映画の技巧を堪能できる一品。 [review] (shiono) | [投票] | |
これは音の映画だ。だから、ご都合最優先の展開や、登場人物達のつじつまの合わない行動などどうでも良いのだ。貨物列車の通過音、ラジオのノイズ、銃声、チンドン屋。今見ている映像と、全ての聞える音、そして聞えるはずの音が醸し出す緊張を楽しむ映画だ。 (ぽんしゅう) | [投票(3)] |