コメンテータ
ランキング
HELP

AONIさんのコメント: 更新順

★2よろめき休暇(1957/米)タイトル(原題)の意味は、ジェーン・マンスフィールドが劇中で語る台詞の一部なのだが、軽薄なタイトルに見えて、意外や深い意味だったりする。タイトル同様に、基本的に軽薄なコメディなのだが、時折シリアスなシーンも入り、総じて中途半端な印象。挙句のオチも気に食わない。なんじゃそりゃ、って感じ。[投票]
★31984(1956/英)恋愛するのも命がけ。恐ろしい世界だ・・・。 「101号室」の拷問は、もし自分があの立場だったら?、と思わずにいられない。 [review][投票]
★3女はそれを我慢できない(1956/米)七年目の浮気』と本作が映画代表作であるトム・イーウェル。どちらも稀代のグラマラス女優の介添役という損な役回りだが、本作では落ち目になった芸能プロモーターという、ペーソス漂わせる役柄を好演。まあ所詮は、J・マンスフィールドの驚異の胸の谷間の前に、霞んじゃうんですが・・・。当時のロックンロールの熱狂ぶりも、作品内から伺いしれます。[投票]
★2私は殺される(1948/米)TVドラマ「世にも奇妙な物語」の1エピソードとして出てきそうなサスペンス。つまり、今となっては、ありがちでちょっと退屈なストーリー展開。[投票]
★2四萬人の目撃者(1960/日)本格推理モノを期待すると、あまりに強引な展開に拍子抜けします。仕事一筋でプロ野球に興味なかったが、捜査と共に俄然興味を持ち、詳しくなる伊藤雄之助刑事がオモロ。[投票]
★3ギャング対ギャング(1962/日)終盤のトラック逃走劇は『恐怖の報酬』を意識したのでは? 老獪なギャングに扮する三井弘次が相変わらずいい。鶴田の自意識過剰演技が相変わらず鼻につくが。[投票]
★3恋と太陽とギャング(1962/日)よくある三つ巴、四つ巴のケイパーものだが、時折ギャグを入れた小気味良い展開が良い。これは本作品のコメディエンヌ、三原葉子の貢献に拠るところが大きい。[投票]
★3小説吉田学校(1983/日)若山と梅宮が絡むシーンは、ヤクザ映画かと見間違う。 原作者が田中角栄シンパだったらしく、そのせいか若かりし頃の田中角栄(西郷輝彦が熱演)がやたらとカッコよくてオイシイ。[投票]
★3聖女ジャンヌ・ダーク(1957/米=英)せっかくウィドマーク様をキャスティングしたのであれば、ボンクラ皇太子役を演じさせるよりも、宗教裁判でジャンヌ・ダークを弾劾する側を演じさせた方がハマっていた気がするが・・・。[投票]
★3集団奉行所破り(1964/日)「討つ側」と「守る側」の攻防戦が(東映)集団時代劇の魅力だと思っている私にとっては、「守る側」の描きこみに物足りなさを感じた。なんせ、肝心の佐藤慶が・・・。 [review][投票]
★3告発のとき(2007/米)国旗掲揚のエピソードは勉強になった。序盤とラストに挿むことで、愛国者であるT・L・ジョーンズ親父の心の変化を描く、という狙いはわかるが、ちょっと演出がアザとすぎて趣味じゃない。逆に、アメリカの男社会に根強く残るセクハラに耐え、奮闘する女性の姿を描いているところに好感を持った。[投票]
★4(ハル)(1996/日)時速200kmで通過する新幹線の車中と、その線路沿いから、お互いをビデオカメラで撮り合う「御対面」シーンに惹かれた。 ネットの世界だと、たくさんの嘘偽りと一緒に、誰にも言えない本音を吐露できる・・・。今見ると既にチープで古臭く見える2人のネット通信のやり取りの中にも、現代でも充分に共感できるものがある。 何よりも、ここで終わってくれたらいいなと願っていたところで、エンディングを迎えたことに(^_^)。 [投票(1)]
★3シューテム・アップ(2007/米)これだけド派手な銃撃戦を繰り広げといて、「銃規制」をテーマに織り込んじゃおうとしていたりする。この年一番のアメリカン・ジョークです。[投票]
★3大悪党(1968/日)前半、あれだけ憎らしくて仕方がなかった佐藤慶が、後半、どんどんと気の毒に思えてくる、という不思議な作品。[投票]
★3大岡政談 将軍は夜踊る(1950/日)噂の新興宗教を聞きつけて、将軍様が退屈しのぎのお忍び見学。丸根賛太郎らしい、シュールで奇抜なストーリー展開。けど、シュールすぎて笑えない、ってのはコメディ映画としてどうなんだろ?[投票]
★3バチカンの嵐(1982/米)主人公をもっと野心あるアンチヒーローとして描けばいいのに・・・。この曖昧で一貫性の無い主人公の造形が、映画全体のイメージにも繋がっている。[投票]
★3気球の8人(1981/英)舞台が東ドイツで、みんな英語ペラペラってのが違和感あり。 ディズニー製作なので、警察の追手が迫ってくるスリルなど、それなりに盛り上げるツボを心得ている。[投票]
★436時間(1964/米)まさしく、ケガの功名。 思わず、ナチス式の踵を鳴らす敬礼をしてしまう門番兵に同情。[投票]
★3スパイ(1967/日)替え玉、拉致、密入国・・・。北朝鮮にまつわる事件で聞き慣れたキーワードばかりだが、なんと本作では北側が被害者というお話!! 立場が変われば見方も変わる? [投票]
★3殺人容疑者(1952/日)セミ・ドキュメンタリー形式のサスペンス。(たぶんゲリラ撮影も含む)ロケーション撮影を多用しており、当時の東京の風景が興味深い。 逃げる容疑者を、通行人達が一致協力して捕まえるシーンなんて、「見てみぬフリ」が蔓延する現代では考えられない。[投票]