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[コメント] もず(1961/日)
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★5水木洋子の冷淡残酷が極まった傑作。針鼠のジレンマにモズの早贄とは。淡島千景の軽みが悲劇を呼び、有馬稲子の重さがこれを蔓延させている。最悪だ。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★4故郷を捨てた女は何を期待して、故郷を追われた女のもとを訪れたのだろう。子を育てなかった母(淡島千景)はもはや女でしかなく、娘(有馬稲子)であるはずの女にカタチとしての娘を強要する。互いに「こんなはずではない」関係を手探りながらの依存の果て。 (ぽんしゅう)[投票]
★4にんじんくらぶ製作の本作は松竹というより大映のカラー。有馬稲子は彼女特有の変な台詞回しのクセが薄くて観やすい。 [review] (3WA.C)[投票]
★4淡島千景有馬稲子が親子ってのはちょっと違和感あるが、丁々発止のセリフのやり取りの面白さはさすがの水木洋子脚本と、渋谷実演出。それに応えた主演二人も好演。セットも味があって好き。['04.9.12VIDEO] (直人)[投票]
★3有馬稲子 があまり巧くない。ほんの少しの登場だが、乙羽信子の個性が光る。 (檸檬)[投票]
★3これはちょっと泣きすぎだ。ここまで泣かすことは無い。せっかくの冷え冷えとしたドラマが台無しだ。渋谷実の演出も水木洋子の科白も凄い。しかしこう泣かれると私には駄目だ。女性が泣かない部分のディティールでは、シナリオも演出も厳しすぎる程厳しく圧倒される。 (ゑぎ)[投票]