[コメント] わが心のジミー・ディーン(1982/米) - 点数順 (1/1) -
実在するのか分からぬ神を信じる老婦人と、実在した、と過去形で語られるが故に永遠の青春スター、J.ディーンを愛する女達。回想シーンや、鏡を用いたショットによる、存在と不在、虚と実の曖昧さ。映画のセットの如く、表側だけ取り繕う女達の崩壊の劇。 [review] (煽尼采) | [投票] | |
一見舞台劇のようだがしかし紛れも無く映画の呼吸を持つ『フール・フォア・ラブ』にも繋がる傑作だ。それは凝ったフラッシュバックや鏡を使った繋ぎが映画でしかできないから、と云ったレベルではない。 [review] (ゑぎ) | [投票] | |
予想外にヘヴィーな室内劇。アルトマンとしては小品の域を越えるものではないが、女たちを見つめるシビアな視線には凄味が漂う。現在と過去が交錯し、まるで大島渚『日本の夜と霧』のような展開を見せる。ラストの虚しい後味が堪らない。 (太陽と戦慄) | [投票] | |
その場所と同じように人々も乾いているように見えて、しかし内容に渇きはない。ウマイと思った。 (あちこ) | [投票] |