★4 | クロスカッティングうんぬんはどうでもいい。『大列車強盗』よりもよほど西部劇の萌芽を感じさせる見事なアクション映画だ。火災報知器で飛び起きた消防士がすべり棒を使っておりていく冒頭から息もつかせぬ展開。馬車が走る、ドアや窓を突き破る、はしごの昇降、これがアクションだ。手前で犬が歩いているところを、奥から馬車が出発していく場面はどう見ても『リュミエール工場の出口』だ。 [review] (Sigenoriyuki) | [投票(1)] |
★4 | 馬車が奥から手前へ、右から左へ、疾走していく運動を捉えた数ショットこそ映画であって、冗長ということはない。消防隊が出発する際、画面奥左側の出口から出てきた一台が一度左へとフレームアウトした後、画面手前を左から右に一気に横切る。フレームを突き破りそうなこの速度と迫力。 (赤い戦車) | [投票] |
★3 | 映画技術の先鋭化を実現したカットバック手法の創造が歴史的な貢献として価値ありのSO-SOサイレント [review] (junojuna) | [投票(1)] |
★3 | 私が見たのは、全くクロスカッティングと呼べるようなものが使われていない版でした。これが初公開バージョンで、クロスカッティングが用いられている版は、後に再編集されたもののようです。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★3 | Youtubeで鑑賞。消防士の日常を記録撮影と演出をミックスさせてドキュメントタッチで描く。クロスカッティングの手法を用いた作品。映画の創世記に作られた作品だが、舞台演劇をカメラで記録するだけではなく映画的な手法「編集」を用いた記念すべき作品。 (ina) | [投票] |