★5 | 立役者のひとりである老匠の愉し気な回想。重圧ばかりの過去作からの解放感が伝わってくる。歴史を創ったワイダにだけ創作が許された痛快活劇。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★4 | 挿入楽曲は主に物語と同時代に波国で活動していたロックグループの音楽から採られているそうで、であるならば当時の波国は(日本などよりも遥かに)熱心に英国の先端的ロック音楽をフォロウしていたということになり、そのような東側音楽事情を寡聞にして知らなんだ私はまずその点に新鮮な驚きを覚える。 [review] (3819695) | [投票(2)] |
★4 | 義理堅い恐妻家の電気工のおやっさんをヴィエツキーヴィッチが、そのよき(悪しき?)家庭的な妻をグロホウスカが好演している。ほんとうにそうとしか見えない人物に民主革命が完成されてしまうあたりがユーモラスでもあり、また怖ろしさもある。ルポ風の白黒画面とトリッキーなカラーフィルムとの使い分けが効果的。 [review] (水那岐) | [投票(2)] |
★4 | ガチガチの主義者かと思ったら、根っからのリーダーの素質のある人だった。自分は政治家ではないというが、そのセンスは前から十分にあったと思う。だから長きにわたって、トップの座に居続けたのだろう。
[review] (KEI) | [投票] |