★3 | 幽霊列車(1979/日) | 素人探偵のオテンバ女子大生が大活躍。これぞ赤川次郎の世界。惜しげもなくヌードを披露してくれる浅茅陽子に感謝。 低予算ながら、それなりに岡本喜八ワールドを作り上げてるところは流石ですね。 | [投票(1)] |
★3 | 悪徳(1955/米) | 監督アルドリッチに主役パランスといえば、この翌年に傑作戦争ドラマ『攻撃』を生み出す“漢(おとこ)”コンビであります。しかし、本作はやはり、ブロードウェイ舞台初演で主演したジョン・ガーフィールドにこそ演じてほしかった。パランスの熱演も悪くなかったが。(もっともガーフィールドは赤狩りで干された上、公開当時は既に故人だったが。) | [投票(1)] |
★3 | ジャンゴ 繋がれざる者(2012/米) | 特別出演の本家ジャンゴことフランコ・ネロに名前を聞かれて、「Django、Dは発言しない」、と返すヤリ取りが、なんとも粋でカッコいい!! | [投票(1)] |
★3 | 桐島、部活やめるってよ(2012/日) | いわゆる、多様な視点を切り口にした「時間軸の再構築」ムービーなわけだが、映画テクニック的にはあまり面白みや新鮮さはない。ただし、男子校だった吾輩にとっては、「(皆の羨望の的である)イケてる男女グループ」、という共学特有のヒエラルキーが興味深かったり、羨ましかったりで・・・。 | [投票(1)] |
★3 | 大悪党作戦(1966/日) | 真理明美の小悪魔ぶりが可愛い。雪山での銃撃戦はなんだか楽しそう。三原葉子に迫られてマジで困った顔の吉田輝男など、石井輝男ファミリーの内輪ギャグ(?)満載で嬉しくなる。 | [投票(1)] |
★3 | 鼠小僧次郎吉(1965/日) | 林与一が鼠小僧と浪人の一人二役を演じているのだが、どちらかというと、世を拗ねたニヒルな浪人役の方で強い印象を残す。また、三隅研次のシャープな映像演出も、『眠狂四郎』同様、こいいう厭世・虚無的なキャラを描くのに向いている。浪人が住む、迷路のような貧民街も魅力的で、物語上も重要なスポットとなっている。 | [投票(1)] |
★3 | 赤穂城断絶(1978/日) | 日本人なら誰もが知る超有名な物語だから、「どこに」、「誰に」焦点を当てるかが演出家の腕の見せ所。 本作では脱落&堕落してゆく浪士に焦点を当てたところに深作欣二らしさ、を感じた。映像面ではさほど、らしさ、は窺えなかったが。 | [投票(1)] |
★3 | 都会の叫び(1948/米) | ギャングのドラ息子は元より、その息子を追う刑事までもが「ママ」と慕う。イタリア家庭においても、お母さんは強し! 監獄病棟からの脱出シーンは、お定まりの展開ながら手に汗握る。 | [投票(1)] |
★3 | 雷鳴の湾(1953/米) | 一文無しの主人公の夢に賭けて、一蓮托生の投資をする社長がイカす。こんな社長、現実には絶対にいないが。 女にダラしない気分屋だが、何故か憎めない相棒もいい。こういうお調子者の友人は、確かに一人は必要だ。 | [投票(1)] |
★3 | 猛吹雪の死闘(1959/日) | 雪山アクションの割には、三原葉子のグラマーかつ暑苦しい色気で寒さを感じさせない。若き文太の、小人物な悪党ぶりも貴重。 | [投票(1)] |
★3 | ストレンジャーズ6(1949/米) | 米国の傀儡政権が誕生する前夜のお話。“自由の国”アメリカの介入を美化しているところが鼻に付く。 だけど、秘密警察の目を掻い潜りながらの息苦しい穴掘り作業、次第に精神に異常をきたす仲間、等々、この手の作品に欠かせない緊張感とドンデン返しが詰まっており、最後の最後まで飽きさせない。 | [投票(1)] |
★3 | 女囚さそり けもの部屋(1973/日) | オープニングに尽きる。チョン切った片腕をブラさげて、完全にイッてる目つきで街頭を疾走する梶芽衣子・・・。スレ違う人々の、マジ驚きで振り返る姿が必見。 | [投票(1)] |
★3 | 復讐の谷(1951/米) | 出来のいい養子の長男と、実子である愚弟。跡取り問題のドラマとしては良くある構図。 性格俳優ロバート・ウォーカーには、こういう卑屈な役柄が良く似合う。 | [投票(1)] |
★3 | 非情の標的(1973/伊=仏=独) | 法の番人と囚人。対照的な2人の間に芽生える友情、そんな彼等をいとも簡単に捻り潰す巨大な組織権力。いかにもイタリア映画らしい非情な展開が・・・なんて内容をとやかく言うよりも、エンニオ・モリコーネが手掛けた極上の美しい旋律に酔うべし!この映画のサントラが欲しくなること請け合い。 | [投票(1)] |
★3 | 札つき女(1937/米) | 悪行であれ善行であれ、男性に利用される女性。 映画のラスト、裁判所から立ち去る5人の女性の姿が物悲しい。 | [投票(1)] |
★3 | コマンド戦略(1968/米) | 前半は訓練、後半は実戦という、集団アクション劇としては典型的な構成。優秀なカナダ軍部隊と競わせることで、落ちこぼれ米軍兵士どもを発奮させて鍛えなおす前半の訓練が面白い。西部劇を得意としたA・V・マクラグレンの演出は、お互いに反目し合う米軍とカナダ軍との間に友情が生まれてゆく過程などを、過不足なく上手いこと描いている。 | [投票(1)] |
★3 | 君が若者なら(1970/日) | 悲惨な幼年体験。母親、ひいては女性に対する複雑な感情。深作が東映を飛び出して撮った青春ドラマではあるが、主人公の置かれてきた境遇などは濃度100%深作キャラ。 底抜けのダメ男である河原崎長一郎が、観ていて殺意を感じるほどの絶品演技。 | [投票(1)] |
★3 | 影なき声(1958/日) | シュールレアリスムな清純ワールド×松本清張の本格派サスペンス。どう考えてもミスマッチだと思ったが・・・思った通りの結果でした。後半の展開&映像世界があまりにもシュールすぎて、事件の核心部分がわかりにくい。 [review] | [投票(1)] |
★3 | 八つ墓村(1977/日) | 犯人役のあのヒトとは、絶対にお化け屋敷に行きたくない! 洞窟内でショーケンがあのヒトに追いかけられている時に、洞窟の外で悠長に事件の謎解きを披露している渥美清。そのギャップが凄いっす。 | [投票(1)] |
★3 | 暗黒街大通り(1964/日) | 金子信雄はこの頃から既に“仁義なき”親分でした。 倍速による三兄弟の乱闘シーンは笑える。 | [投票(1)] |