★3 | 父の肖像(1970/米) | あくまで息子を子供扱いして、支配しようとするオヤジ。そんなオヤジの呪縛から逃れようとする息子。もはや、修復不可能な関係。見ていてホントに辛い。 | [投票] |
★3 | 第十の男(1988/米) | あんだけ広い家に、自分の写真が一枚もないのかよ! と、もし写真があれば、成り立たない話ではありますが・・・。 | [投票] |
★3 | 夜までドライブ(1940/米) | 物語のカギを握る、車庫の自動開閉扉。1930年代当時としては最先端の技術だったんだろうね。 | [投票] |
★3 | 鮮血の情報(1947/米) | スパイ達の非情な攻防と、その壮絶な死に様は、キャグニーが得意としたギャング映画とダブるものがある。 | [投票] |
★3 | 記憶の代償(1946/米) | 『白い恐怖』の成功を受けて1940年代に量産された“ニューロテック(深層心理)サスペンス”の一種。 名匠マンキーウィッツもこのジャンルに挑戦したようだが、なにぶんキャストが地味すぎる。 | [投票] |
★3 | ボディ・アンド・ソウル(1947/米) | 女と酒に溺れ、転落していく人間臭い主人公役に、実際にN.Yのスラム街育ちというジョン・ガーフィールドは良く似合う。前チャンプだった黒人トレーナーの悲惨な末路が、悪夢に苦しめられる主人公と同様に、脳裏に焼きついて離れない。 | [投票] |
★3 | 東京湾(1962/日) | いかにも戦中派らしい、叩き上げのシブとい刑事。こんな役柄を演じさせると西村晃は無敵。 驚異的な復興を遂げた東京で再会した、戦後の変化の荒波に乗りきれなかった男2人・・・この結末はかなりショッキング。 | [投票] |
★3 | 恐怖の影(1973/米) | 異常心理サスペンスの定石を逆手に取った、最後の捻りに尽きる。すぐに壊れてしまいそうなソンドラ・ロックの神経過敏で繊細な演技が痛々しく、また可憐でもある。その分、この驚愕の結末には底知れぬ薄気味悪さを覚える。 | [投票] |
★3 | 県警対組織暴力(1975/日) | 誰が何と言おうと、この映画の“目玉”は、文太vs.松方のバトルなんかではなく、松方アニキと池玲子の絡みである。後ろから「ドウ!ドウ!」・・・松方アニキ凄い! | [投票] |
★3 | オードリー・ローズ(1977/米) | ごく普通のホラー映画だと勘違いしていると、子供を巡って親権争い、という展開にビックリ。 | [投票] |
★3 | イナゴの日(1975/米) | ハリウッド全盛期を舞台にした華麗なる内幕モノを期待していたら、ハリウッドで暮らす底辺住民たちの生態を悪意たっぷりに描いた作品で、観ていると精神的に疲れる。 | [投票] |
★3 | 100発100中(1965/日) | なんで、空のドラム缶があんなに舞い上がるの?科学の不得手な私には理解できない展開。 まっ、浜美枝のセクシーダイナマイト・ボムにすっかり脳内爆破された私にゃ、どうでもいいことだけど。 | [投票] |
★3 | 軍旗の陰影(1975/英) | 名誉を尊ぶべきか? それとも真実を重んじるべきか? 組織に入ってこそわかる、理想と現実のギャップ。わかるよ・・・。 | [投票] |
★3 | 脱獄十二時間(1959/仏=独) | 三人の男の運命を狂わしてゆく一人の女。フレンチノワールで描かれる女は、まさに“運命の女”だ。 | [投票] |
★3 | 西部決闘史(1972/伊=仏) | 信仰深く熱心な指導者、という表向きの顔の裏では極悪人、という今回の敵キャラが、外見からしてわかりやすい典型的悪役が多く登場するマカロニ西部劇の中では、かなり異彩を放っている。 | [投票] |
★3 | 大西部無頼列伝(1971/伊=スペイン) | 軍資金をめぐって強欲男たちの駆け引き、とまあ、よくある設定。おまけに起伏に乏しいお話で中盤は退屈であったが、橋爆破と樽射撃で終わるエンディングはインパクト強し。 | [投票] |
★3 | 西部悪人伝(1969/伊) | 「♪ヘイ、アミーゴ! ♪チェ、サバータ!」この軽快なオープニングテーマを聴けば、嫌が応にも気分がノセられる。 バンジョーに銃を仕込んでいるってのは、『デスペラード』の原型なんだろうか? | [投票] |
★3 | 新ハスラー(1980/米) | 相棒とは親子ほども年が離れているのに、あくまで兄貴分だと主張するコバーン様が微笑ましい。 | [投票] |
★3 | 100日の凶弾(1984/仏=伊) | 空港にかかってきた電話。 あの展開なら、誰でも偽者からと誤解するでしょうが! | [投票] |
★3 | テロリスト・黒い九月(1976/米) | 時間引き延ばし工作といった犯人側との説得交渉もリアルだが、関連国同士のやり取り(責任の押し付け合い、関わり合いの拒否)もかなり生々しい。 70年代に数多く作られたドキュメンタリータッチのスリラーには秀作が多い(駄作も多いけどね)。 | [投票] |