[コメント] 日本の悪霊(1970/日) - 投票数順 (1/1) -
極めて思慮的な高橋和巳の原作を、何の思慮もなく映画にしてしまった感があり、それはそれで別に良いのだが、左翼くずれのヤクザと航空隊あがりの警官の入れ替わりというアイディアだけで、勝手に何やら思想らしきものが見えるのではないかとたかを括ったのは怠慢。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
本編はどうでもいいが「俺らいちぬけた」な岡林信康のパフォーマンスは大衆音楽史に記録されるべき絶妙さがある。シラケた調子で過去作をパロディにし「友よ」でヤクザの盃事を祝う。60年代の発作的幕引き、だろうか。 (寒山拾得) | [投票] | |
すこし風変わりな公民の先生が高橋和己を読め読めと言ってたっけな。まだサヨク的なものが無意味にかっこいいと思ってたあの頃が恥ずかしい。佐藤慶の二役もすごい迫力だし、岡林信康のゆるさ加減も映画に破壊力をもたらしている。イデオロギーの黴臭さを感じさせない疾走感のあるコミカルアクションとして構えずに楽しめる。 (まー) | [投票] | |
このタイトルの意味するところはわからないが岡林信康が屋根で演奏しているシーンだけは衝撃だった。 (chokobo) | [投票] |