[コメント] リベリオン(2002/米)
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こういうジャンル映画大好きですよ。「ガン=カタ」、う〜ん、このなんとも言えず、我々日本人にとっては絶妙にダサカッコよく響くワンアイデア、これを成立させるためだけに作られた映画、ということでよろしいか?よろしい! 「あのさぁ、俺銃関係とか結構好きなんだよね。でね、考えたんだけど拳銃撃つのにも空手やクンフーみたいな型があってさ、それに段位とかあったらちょっとカッコよさげじゃない?」 「お-、それそのアイデアいんじゃん。今度の映画にそれ使ってみっか。」 「じゃどんな設定にする?」「やっぱ核戦争後の近未来とか無難じゃね?」 「そうそう、で主人公が体制側なんだけど、あるきっかけでやがて.......」 なんて会話がハリウッド某所で交わされたことは絶対間違いなし。 もう一つのアイデア、「プロジック」は、抗精神薬などですでに同様の効果を持つクスリが存在していると思うんですが。
DVDの監督コメンタリー聞くと、やたら「予算が.....」「時間が.....」と言い訳じみてるけど、ワタシは全面的に肯定する。このガン=カタという設定、本作のみで終わらせるのは絶対惜しい。続編、或いは予算百倍増で監督本人の手でリメイク希望。主演はぜひクリスチャン・ベール そのままでいって欲しい。『エル・マリアッチ』→『デスペラード』のロバート・ロドリゲス方式で。僭越ながらワタシがプロットたててあげましょう。
<リベリオンEp.1>本編から30数年前、WW3前夜。ガン=カタ、感情抑制剤プロジック誕生編。 <リベリオン2リローデッド>WW3勃発。体制による人類支配。レジスタンス組織の攻防を描く。主人公の誕生、ガン=カタ習得編。<リベリオン3-D王の帰還>主人公の前に、ガン=カタ・フェイズ2を習得した強敵現る。そして世界を操る真の敵とは?!ついにガン=カタの創始者の秘密と究極奥義の全貌が明らかに。敵味方入り乱れてのリベリオントリロジー完結編。 なんつってな。
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