★3 | 「じたばたするねぇ。日照り続きで埃がたたぁ。ホンモウ(?)裏で引く網を誰知るめえと思っても、そうは問屋が卸さねぇ。お天道様はお見通しでぇ。」このセリフを真夜中に言うのでちょっと笑えるが、これを聞けただけで、もうこれ以上に何も言う事はありません。 (KEI) | [投票(1)] |
★3 | 何かにつけ大仰なポーズをとっては、名調子で飛び出す片岡千恵蔵の決め台詞が楽しい。同じ東映の看板スター市川右太衛門の個性が周囲の役者たちとの掛け合いで引き立つの対して、唯我独尊、一人芝居で強引に場を引っ張る千恵像蔵。さくら吹雪は適役なり。 (ぽんしゅう) | [投票] |
★2 | 本格ミステリーならともかく、娯楽時代劇で冗長な謎解きに時間を割き、次々に起こる殺人とそれに附随しての適当なチャンバラで時間を浪費するのは無理がありすぎ、観ている自分には歯がゆくてならなかった。ラスト近くの盛り上がりはあるものの、それまでに萎えきっている好奇心を再点火させるには至らず。もっと切り捨てるべき枝葉はあるだろうに。 (水那岐) | [投票] |
★3 | 金田一も演じてる千恵蔵お得意のミステリ時代劇。水中ショウに歯車など色々な小道具が江戸川乱歩を彷彿とさせる。物語は対したスリルも無く淡々と進んでいくが、有名なお白州のシーンの迫力は流石で、やはり千恵蔵はトーキー俳優だなぁと唸らされた。 (町田) | [投票] |