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[コメント] 鬼の棲む館(1969/日)
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★3骨格は単純で良いにしても、淫猥と高潔の対決は余りに何の捻りもなく、しかも、新珠は吹き替えヌードで興を削ぎ佐藤は腹に一物有り気で胡散臭い。高峰をもっと掘り下げれば違う目もあったのではと思う。宮川カメラは唯一パンが目を引いた。 (けにろん)[投票]
★4げに恐ろしき新珠無限地獄。谷崎版今昔物語の趣。 [review] (寒山拾得)[投票]
★4原作谷崎潤一郎のものを読みこんだ訳では無いが典型的な作者のイメージに沿った展開でこういう方向でしか展開出来ないものを珍しい南北朝という時代選択を見事に活かした美術や宮川のカメラで上手く導いている。 [review] (t3b)[投票]
★3三隅研次ゆえか、キャラクターが単純明快すぎるように思えるが、後付け解釈すると結構面白い作品だと気がついた。 [review] (TOMIMORI)[投票]
★5男女4人に秘められた「業」を76分という短尺でまとめる荒技、鑑賞後にそれぞれをメインにした物語を構築し直してみると実に深い。上映時間に倍する程の映画的楽しさが味わえる。そして撮影の力、色の力はまさに大映映画です。 [review] (sawa:38)[投票(1)]
★3羅生門』を彷彿させる観念的な話。宮川一夫による森の中の移動撮影はもとより、勝新の演技も三船っぽい。新珠三千代の煩悩地獄と対決する佐藤慶は、『エクソシスト』に相通じるものを感じた。 (AONI)[投票]