[コメント] ソフィーの選択(1982/米)
年を経るに従い、徐々に評価が下がっていった作品。なんであの時の感動が持続しなかったのか、自分なりに考えてみると…
重いテーマを扱った作品。主人公は一応スティンゴと言うことになっているが、実際は彼は狂言まわしで(ついでに言うならネイサンも)、実際の主人公は表題にあるとおりソフィーである。彼女の追っている過去、そして今誰かにすがらねば過去を忘れることの出来ない今の境遇。それが明らかにされるところはかなりの衝撃。あんな明るいソフィーが実は…
これを観たのは確か10代の頃、あの当時は本当に戦争はいけない。こんな悲惨な事。とか思っていたのだが、その後歳を経、更に歴史好きの故様々な戦争の歴史を学んでいく内、段々頭の隅へと押し込められていく。更に『愛の嵐』を観るに至り、徐々に評価点数が下がっていった作品だった。嫌いじゃないんだけどな〜。
確かにストリープは上手かったが、今思うと、ストリープより完全にイッテしまった性格のマクニコルの方が愛すべき人間になっていたような気さえする。いずれにせよ、クラインは可哀想な役どころやね。
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