| ★4 | どうみたって立派な詐欺師の話をどっかピカレスクなダーティヒーローみたく橋本忍が描き佐田啓二が演じるのが時代を思わせ笑える。まあいい。終盤の伊藤の涙は紛れもなく本物だし、何と言っても役者力のガチンコ味。三井で締めたのも感涙だ。 (けにろん) | [投票] |
| ★3 | アバン・タイトルの素晴らしさ。佐田啓二が組合事業ということを思いつく場面の映画的興奮。ラストもいい。フラッシュ・バックや家庭シーンが薄っぺらなのと、佐田に女性が絡まないのが物足りない。脇役で云うと矢っ張り、伊藤雄之助が抜群。撮影は厚田雄春。 (ゑぎ) | [投票] |
| ★4 | 投資組合理事長（佐田啓二）以下、胡散臭い男たちが集う事務所にはビル建設の騒音が響く。病身の老母と未婚の妹、総勢6人が同居する刑事（伊藤雄之助）の木造平屋。戦後復興の成長と沈滞を象徴する「場」を往還する欲望と正義と権力のピカレスクの妙。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
| ★4 | 堂々とした佐田啓二と小市民の伊藤雄之助と、どっちが正しいんだか。[三百人劇場] (Yasu) | [投票] |
| ★4 | 女性映画が多い中村監督には珍しい社会派映画。でも橋本忍の原作･脚本ということもあってかなかなかのものです。 (熱田海之) | [投票] |