[コメント] 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964/英)
新たな狂気が新たな凶器を生み出していたこの時代に、この映画を創るスタンリーの勇気に脱帽。冒頭のメッセージこそ最高の狂気であり、狂喜のラストを現実化させる。
ブラックコメディーの奥深さ!
ミサイルにしがみついていた軍曹が象徴的。愚かなるは、あの軍曹かあの軍曹を率いる軍隊か?はたまた……そう思う内に、笑った自分が恐くなる。
否定されるほどに現実味を帯びて感じられ、笑いを感じるほどにぞっとしてしまうので候。
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