[コメント] サンセット大通り(1950/米)
ノーマはホールデン演じる男に対する気持ちもどこか演じていたな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この作品、全体のプロットはホールデンのナレーションが一応の基本。そして彼は脚本家という設定で、文字だけですべてを表現している仕事であることとリンクさせている。それに対して、ノーマ・デスモンドは女優(骨の随まで!)。セリフの中でもあったが、表情ですべてを表現できる(のだそうだ)。ここになんともいえない「乖離」を感じた。脚本があって、映画を含むすべての物語は成立するわけだけど、やっぱり双方が完全に合致をすることはありえないのかな?この描き方に、監督と脚本家の2つを兼ねた作家、ビリー・ワイルダーの苦悩が投影されていたような気がする。
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