[コメント] イノセンス(2004/日)
理屈、理屈、理屈! この監督のアニメは「理屈」が良く似合う。曖昧なテーマを曖昧な台詞で説明。説明の洪水みたいな映画。テーマを直接的にキャラクターに言わせる辺りは黒沢明の「勝ったのは百姓たちだ!わしらではない!」とか「私は人間を許す事は出来ない!」とか「戦争はよくない!」なんかにも通じる。
それに比べてエドワード・ヤンは偉い。何故映画を作るのですか?と聞かれたら「多くを語らないですむからだ」。こっちの方が説得力あるに決まってる。
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