[コメント] アパッチ砦(1948/米)
さりげなく出てくるドリフ的ギャグが清涼剤となってふくれっ面フォンダをしばし忘れさせる変な効果がよろしい。何より西部劇の醍醐味、馬・馬・馬!
今だったら愛護団体の逆鱗に触れそうな馬の扱いにヒヤヒヤしてしまうが、乗馬テクと調教師の手腕に脱帽。
広大な土地での生き残りにはどれほど馬が重要な役割を果たしていたか今更ながら思い知らされる。女性も馬に乗れることが一つのステイタスにもなっていたこと、軍人の家族であることもそれ自体が時代の象徴だったと感じる。
アメリカは自由で広大であるというが、その自由を「侵略」「責任」「犠牲」とともに勝ち取ってきたのだと感じる。
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