[コメント] ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003/米)
全然目新しくなく、対決も熱くならず、どこが見所なのかが判らない映画だが、なんとなく楽しめた、不思議な映画。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ロバート・デュバルを「ボス」にしたおかげで、かえってコスナーが引き立つ、それでいて、でしゃばらない、心地のいい流れ。近年のコスナー主演の映画の中では上位に入るかも。(米国興行収入でも、予想以上に好調だったらしい。)
でも、「対決」はすこし敵が物足りない。とくに腕を折った殺し屋と保安官。息詰まる攻防になりそうでならない。マイケル・ガンボンのしぶとさは良かった。
意外に印象に残るのが、当初は「一味」VS「デュバル&コスナー」だったのが、だんだん町の人間も巻き込んでの銃撃へと変化していったこと。そして、最後に逃げ惑う雑魚敵に、町の人間たちの容赦ない皆殺し。そこまでいくことで、「復讐と正義のため」の戦いが、いかにもアメリカらしい戦いへと変化してゆくところが、印象的。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。