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[コメント] 炎と女(1967/日)
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★3ピンボケ画面。岡田茉莉子木村功が会話しながら画面を覗き込む。見えてるのか?みたいな会話。これは新生児のミタメ画面なのだ。これがアバンタイトル。 [review] (ゑぎ)[投票]
★3監督は吉田喜重、衣装デザインは森英恵、協力は文学座という当時のインテリたちが作った大手映画会社では通らない野心的な企画という印象。吉田喜重の哲学・美学は全編に渡って貫かれていて余裕ともいえる仕上がりだし、緻密に計算された画面の構図も素晴らしい。['06.5.14DVD] [review] (直人)[投票]
★3松竹ヌーヴェル・ヴァーグの中では珍しく現代にもちゃんと通用する作品です。 [review] (甘崎庵)[投票(1)]
★3典型的な60年代アバンギャルド映画の中にありながら、吉田喜重流の知性と上品さが漂う良作。しかし、その品の良さが主題との間に一枚バリアを作ってしまい、情念がストレートに伝わってこないところにもどかしさを感じる。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4人工授精による男と女の様々な心理変化の過程を実験的な映像と観念的な言葉で表現した余裕たっぷりの吉田映画。もう逆光の映像が大胆な画面を切り回している。吉田の映画はこの時点で映像的にはほぼ完成していたといえる。なかなか興味深い。 (セント)[投票(1)]