[コメント] 姿三四郎(1943/日)
睡蓮の花の眩しいほどの神々しさ。
対戦相手(志村喬)の娘とは知らず出会い、下駄の鼻緒を挿げ替える場面で、三四郎の閉じた傘を映してから娘の開いた傘に転換する場面がとても好き。そして、離れた場所から二人の姿を見守るように映す場面も。
志村喬との試合が行なわれる場で、観客たちは手にした紙(?)でしきりにあおぐ。物理的に暑いのと精神的な熱気を、そして扇いでいない人たちからは静かな落ち着きを感じた。いよいよ試合が始まる時になれば誰もが扇ぐのを止める。そんな対比が美しい。
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