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[コメント] (秘)女郎市場(1972/日)
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★3さらりと撮られた処女にして性豪の艶笑譚。幕間狂言風の中篇として充実しており、義太夫節の語りも青空の下のラストも洒落ている。ただギャグにコクがないのが不満、こういうのはやっぱり鈴木則文の方が上手い。 (寒山拾得)[投票]
★4素晴らしい。なんというおおらかさ。なんと豊かなスプーフ時代劇。それは殆ど主人公−牛と共に百両で品川宿に売られるお新・片桐夕子−の全きイノセンスに拠っている。 [review] (ゑぎ)[投票(2)]
★3どぎついタイトルに反して、可憐な片桐夕子が(私の知る限りかつ私の好みにおいて)ロマンポル界きっての美乳をプリプリと孤軍奮闘する姿が愛らしい。関取、按摩三人衆、流し目親分ら遊郭客の生真面目なドタバタぶりもバカバカしすぎて不覚にも大笑いする。 (ぽんしゅう)[投票(1)]
★4奇跡』に成り損ねた艶笑コメディの秀作であり、水上勉の小説からその名を拝借した片桐夕子が、モデルとは正反対の白痴生娘を、全身を駆使して好演している。五条博演ずる「ジロリの紋次」や、筆屋の若旦那、女衒の吉藤次など男性キャラも個性豊かで、バカラック風から長唄、フラメンコに至る音楽も非常に面白く、飽きさせない。 (町田)[投票(1)]