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[コメント] 博士の愛した数式(2005/日)

理屈抜きに感動しました。あんな授業を聞いたら、皆が嫌いな数学も好きになるんだろうなぁ〜
映画っていいね

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分で言うのもなんですが、中高時代、数学は得意な教科のひとつでした。でも、それはただ問題を解くことができるというだけで、数学の面白さを感じたことはなかった…

ルート先生(吉岡秀隆)の自己紹介を兼ねた数学の授業。あんな授業聞いたら、数学って好きになったのになぁ〜と・・・

80分しか記憶が継続しない博士(寺尾聰)、そこに家政婦として雇われる深津絵里

「あなたの靴のサイズはいくつかね?」

「・・・・・・24です」

「ほぉ〜それは実に潔い数字だ。4の階乗だ」

毎日の新鮮な挨拶・・・

そして、息子ルート(齋藤隆成)・・・彼はめちゃくちゃ『北の国から』のジュン君にかぶって、吉岡の幼少時代をうまく描写していました。

ルートは博士にすごいなつき、家政婦、その息子、博士という微妙な生活が始まるが、それに嫉妬をかくせない義姉(浅丘ルリ子)。

人間関係を考えてしまうと、ちょっとドロドロしただけの映画かもしれないけど、

数学の、いや、数字の面白さを・・・現在のルート先生がうまく生徒たちに、いや見ている僕たちに教えてくれた。

友愛数、完全数などなど・・・

これを高校時代とかに見たら、受験戦争で苦しんでいた数学もきっと違った発想で面白く感じたのだろう・・・

ちなみに2月20日(220と284は友愛数の話)は本日(視聴した日)ではないか・・・

なんか運命を感じました^^

(評価:★5)

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