[コメント] 寝ずの番(2005/日)
前評判で期待しすぎてたか、ちょっと肩すかしの感もあるが、初監督という事を考えれば「さすがは、この世界で長年食ってきただけはある」と言わざるを得ない大物感。['06.9.2三軒茶屋シネマ]
中井貴一は上手いが、落語家役にはちょっと固い気もする。
長門裕之、笹野高史、岸部一徳、木下ほうかはグウの音も出ないくらいの上手さ。
富司純子、やっぱり良いなぁ。
しかし何と言っても一番感慨深いのは、中井貴一と堺正章の猥歌合戦。
祖父・牧野省三、父・沢村国太郎を持つマキノ雅彦(津川雅彦)が、兄・長門裕之を軸とした物語で、さらに東映の大プロデューサー・俊藤浩滋の娘・富司純子を巡って、俳優・佐田啓二の息子・中井貴一と喜劇役者・堺駿二の息子・堺正章が、三味線で猥歌合戦するなんて、豪華過ぎ。
やかんのエピソードも、かなり笑った。
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