[コメント] お茶漬の味(1952/日)
スウェーデン大使(?)の娘(上流)と長野県出身の男。見合い結婚した夫婦の物語。よくある話だが、微に入り細に描き込んで説得力があり、そんな話の代表作と言える。下記、音楽、歌曲について触れる。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
音楽は斎藤一郎で、特筆するのだが、1シーン毎に丁寧に々音楽を付けている。
歌曲は3曲。1すみれの花咲く頃(1928):ご存知宝塚歌劇の象徴歌。2戦友の遺骨を抱いて(1943):心に染みる所が当時皆に受けた(と親父から聞いた)軍歌の名曲。3桑港のチャイナタウン(1950):云う迄もなく渡辺はま子の大ヒット作。
人口に膾炙された曲ばかりで、いい選曲だと思う。中でも「戦友の遺骨を抱いて」を歌うパチンコ屋の親父笠智衆が印象に残る。彼らしくない役柄だが、反って、彼の生涯のベストに入るのではないか。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (3 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。