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[コメント] 東京物語(1953/日)

うちの親も義理親も「イマイチ」という、この名作
ピロちゃんきゅ〜

某日記でも少しコメントしたのだが、たまの帰省中に親と見ると痛い目をみる映画っす。すいませんすいませんすいません・・・。そんな気持ちでいっぱいになる事請け合いっす。特に、このあいだ義理親宅で見た時は体も弱ってた所為で、もの凄く気弱に見てしまって…ずるいんですずるいんですずるいんですずるいんです・・・・すんませんすんませんすんません・・・と…。オレは見るの反対したんですよ。でもカミさんが・・・名作なのに見てないしって(泣)。彼女も反省してましたがな。「親と見る映画ではなかった」と。

しかし、そんな若夫婦をよそに、「巨匠は巨匠として認めるが作品はみんな同じでくだらねっきゃ」と言い放つウチの親(確かに同じかも)。そして、「今の若い人はこんなのがええんかねぇ」と言い放つ義理親(若くもないヨ)。

という事は、なにか?今のオレラの視線は、当時のハリウッドで一線でやってた関係者からみた衝撃と同じぐらいて事か。偉くなったなー(違)。

よく考えたら、うちの親4人とも、親元から飛び出して仕事一筋な人達だった。つまり、彼ら(親)も「すいません、ずるくて」と心苦しい映画であったわけだ。その親を見て育った子もまた親元を飛び出しているわけで、これは「ずるい」というより運命だな。自分のしてきた事をされる立場になって初めて判るというか…。でも、心にやましい所があったら「つまらん」とかは言えない気もするがなー。うーん・・・。

とりあえず、今度の帰省(義理親の方)は「皆で温泉に行きましょう」という事で話は付いている。「行ってきなよ」じゃなくて「一緒に行きましょう」という事で。それで許してもらおう。←なかなかズルイべ?

(評価:★5)

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