[コメント] グエムル 漢江の怪物(2006/韓国)
中核的展開からポン・ジュノが国家社会や、それに左右される人々を描きたかったことは明確なのだが、そこが凡庸では怪獣に食い潰されても仕方がない。その怪獣もテーマたるものに振り回されてか、中盤以降、登場時ほどの元気がないとは、まさに中途半端。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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生き残り家族による火炎瓶やアーチェリーという、一見無意味な、けれど彼らの人生の象徴による応戦が全ての解決への引き金となる様だけはよかった。
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