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[コメント] 手紙(2006/日)

とにかくなんと言おうと、あのシーンは見事。よく出来ていた。涙にも色々あるけれど、この涙はとても熱かった。
エリ-777

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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原作を読んだのは、本が発売されてすぐのことだったので、 全体的なストーリーとキャラクター等々、おぼろげであいまいな記憶だった。 映画を見る際にはあえて思い出そうとせず、流れのままに見ようと思った。 原作モノは忠実さを追い求めすぎたり、ストーリーや台詞をいちいち思い出していたら完全に萎えてしまう。

山田孝之は好きだし、沢尻エリカはどんな格好をしようと絶品だし。 文句があるとしたら私は絶対玉山鉄二だと決め付けていたのに。 あのラストシーン!本当に本当に本当に号泣した。 原作のラストを不覚にも思いださなかった私は、あの兄が写った瞬間、 本を読んだときの感動と、映像で観た感動がシンクロして信じられないくらい泣いてしまった。 ああ、これがあのシーンだ。って。それはそれは見事に表現していました。

根底にある主軸のようなものは揺らぐ事のない重い重いものだけど、 絆、想い、人とのつながりっていうものを暖かく感じることができた映画。

東野圭吾もさることながら、この映画を作った人にありがとうといいたい。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)tkcrows[*] IN4MATION[*] sawa:38[*]

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