[コメント] 善き人のためのソナタ(2006/独)
テーマや作品背景は面白いし、まっとうで手堅い脚本だし、役者もいい。だが、肝心の主人公の心情変化を感じられなかった。それを感じられないと退屈なだけで終わってしまう。
主人公の演技は淡々とした演技で丁寧に魅せる役者だと思います。 それに対してシナリオは抑揚をつけて、観客の心を動かす型だったと思いました。 それぞれが上手く噛み合わってなかったのでは……。演出もどっちつかずな印象だったし。
主人公の心情変化がこの映画の9割を占めると思うので、それが上手く感じられない自分には良い作品とは思えず。 題材やテーマに興味があった自分には残念な結果になりました。
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