[コメント] ラストキング・オブ・スコットランド(2006/英)
エンドロールで映る本物のアミンは、凄く頭の切れそうな精悍な顔つき。フォレスト・ウィティカーのやや間の抜けたキャラとのギャップを感じた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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はじめ「スコットランドにはサルなんていない、いたらフライにして食っちゃうさ」なんて軽口を叩いていた白人が、やがて「大統領の白いサル」と陰口叩かれたうえ、まるで食肉のように吊り上げられてしまうという皮肉。
本当の主人公はこちらの方で、アカデミー賞に値するかどうかはわからないが、彼はずいぶん頑張っていると思う(さして必要とも思われないシーンでおちんちんまで出してる)。
それにしても、この映画を観たウガンダの人たちや、アフリカ系の黒人は、怒ったりしないのだろうか。だいたい、主人公の誘惑に屈することなく、闇の中に去っていく「白人女性=先輩医師の妻」と、わりとあっさり垣根を越えてベッドインしてしまう「黒人女性=大統領夫人」なんて構図だけでも、けっこう黒人蔑視的な感じがしてしまうのだけれど。
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