[コメント] 西部戦線異状なし(1930/米)
交通安全のビデオを思い出した。傍若無人な若者が男女4人で雨の中暴走運転をする。今時のラップなんかかかっててイェーってなもんだ。(自分が年寄りになった気がするな、このネタは)
案の定車はひっくり返って運転手1人だけ助かる。 その彼が「もうあんな目に合うのはごめんだ」と青ざめた顔で言う。 そんなビデオ。
でもなあこれ見て暴走運転は絶対ダメ、って思う人はこんなビデオを 見なくてもそういう運転をしない人だよね。飛ばす奴はこんなビデオ 見ても「あんなスピードでコーナー突っ込んだらまずいっしょ、オメーの 運転下手すぎ」って思うだけでビデオ見たあとアドレナリン全開 状態でハンドル握りそうだ。かえって怖い。
あんまり真剣に読まれると困るんだが戦争の本質は
1.3,40代が中心の利益集団(普通は会社)が苦境に立たされる
2.その利益を調整する5,60代の集団(普通は政府)が時代と ずれていて硬直化しており対応できない
3.不満爆発の世代を煽って政界のトップになる奴が現れる(当然口は達者だ)
4.出だしは快調だろうがやがて行き詰まった口先野郎は基本政策である 人を罵倒してのし上がる手法が国内に(全部叩いて)既にいないので 隣の国や国内の外人に非難の先を向ける。 その演説に乗せられて国民一致で 戦争モードに突入
5.損得のない20才前後の男が「男を見せる」為に皆ランボーになって 戦争に行く
6.ランボー対向こうのランボー。結果、痛み分け。
まあ、おおよそこんなもんだろうか。つまり5.で戦争反対を叫んでも 単なる「チキン」に見られるだけだ。当時この映画を見て戦争反対と 言った人はおそらく見なくても戦争反対であったろう。でも マッチョな奴はこんな映画 見ても「あんなスピードで塹壕出たらまずいっしょ、オメーの ほふく前進下手すぎ」って思うだけで映画見たあとアドレナリン全開 状態で機関銃握りそうだ。かえって怖い。
◎戦争を抑止させる一案-----
最初に戦場に行ってもらうのは 5ではなく1と3に最前線に立ってもらう。 まず死ぬのは一番不満に思っている当事者に行ってもらうのが筋でしょう。 当然戦争反対って言っている人達は行かなくてもいい。 でも「こうなったら戦争だ」と息巻いている人達まで引き留める 権利はない。勝手に行って死んでもらいましょう。
5は戦争をするには年齢が未熟だ(笑)。30才を越えないと 戦場へは行けない様に国際ルールを決める。 もし破った場合はその国の上位所得者3%から罰金。 連中必死になってルールを守らせるようになるぞ。 あと、煽った奴は確実に戦場に行くことになるから 勇ましい事を言う奴は激減するだろうね。結果 戦争抑止力が働く、と見た。
しかし今の日本は慢性的に1,2,3オーバー状態だねえ。 なんとかならんかねえ(茶をすする)。
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