[コメント] お国と五平(1952/日) - 更新順 (1/1) -
モノクロスタンダードの撮影が充実、全てのショットが一幅の画であり、腰を落とした物語とも似つかわしい。こんなに相性がいいのに、ナルセが山田一夫と組んだのは本作が唯一であるようだ。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] | |
色香あふれる木暮実千代さんが時代劇の型枠からはみ出しているように見える。 (G31) | [投票] | |
今の価値観ではピンとこないかもしれないあの台詞も、当時は悪魔の呪文のように聞こえたのであろう。山村聡ヘタレ侍っぷりや、色気ムンムンの木暮実千代と大谷友右衛門の心理変化の描写が秀逸。 (TOMIMORI) | [投票] | |
時代劇となるとなぜか仇討ちを語りだす成瀬(『三十三間堂通し矢物語』は仇討ちの物語ではありませんが、市川扇升の動機は多分に仇討ち的でした)。いささか多用の気味さえある寄りのカメラワークが登場人物の感情を力強く画面に刻み込む。驚きの創出と繊細さの高次の両立という成瀬の真骨頂を堪能できる傑作。 [review] (3819695) | [投票(1)] |