[コメント] 七年目の浮気(1955/米)
マリリンが演技にリキ入れれば入れるほど浮いてしまい、観ていて居心地がよくなかった。空回り、というか、ストーンヘンジ現象。
ストーンヘンジ現象とは、イメージがゲンブツを凌駕してしまう現象をいう。
絵葉書の中の、教科書の挿絵の、カレンダーの1月分のストーンヘンジの方が、実物よりもずっと迫力があるものです。何年かに一回のシャッターチャンスを追うプロのカメラマンが撮る写真には、根性と「雰囲気」がたっぷりこもっているから。
やっとの思いで目にしたストヘンの感想=「へえ…、これがねえ(がっくし)」。自分のカメラで写真を撮って、現像が上がってくれば「ただの巨石群」。
マリリンの「通気口スカートあは〜んキモチいい」でも、かなり精度の高いストヘン現象がみられることでしょう。
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