[コメント] ザ・タウン(2010/米)
邪念が文化格差を無視する。レベッカとベンアフがつがいになるとは思えず、破局を迎えても未練が残らない。むしろジェレミー・レナー、ポスルスウェイト、クリス・クーパーの生き様の話であり、彼らの死体を踏み台にして花開くベンアフ自慰文芸である。
にもかかわらず、例によって、汚らしい顎鬚と割れ顎が旅情に耽る様子を眺めていると何かいい話を見たというベンアフ文芸としか言いようのない現象にまたしても襲われる。その人徳力に改めて驚愕するのである。
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