[コメント] 山の音(1954/日)
一見平穏な一家の底に、もつれた糸のごとく渦巻く感情のあや。その元凶が一家の主の無邪気さにあることは、能面に表情を見出したときに彼が見せる悦楽の笑みが物語っている。登場人物の誰に感情移入するかで見え方が異なるまさに能面のような作品。
(ぽんしゅう)
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