[コメント] 浮雲(1955/日)
ゆき子(高峰秀子)と富岡(森雅之)は、ことあるごとに二人で並んで歩く。そのあゆみは決して交わらず、留まることもなく延々と続く。「僕達のロマンスは終戦と同時に消滅したんだ」・・・成り行きまかせのくされ縁。意思をなくした、二人の恋の物語。
(ぽんしゅう)
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